カテゴリ:里と野山( 36 )

自然の猛威と恩恵

再び長いこと間が空いてしまいました。

その間にもさまざまな出来事があり、すでに記憶すら薄らいできているところですが、何はともあれ拾い物のはなし。先日の台風のあと、再び私は大きなカラのリュックを背負って、夜明けとともに森の中にジョギングにでかけました。

そこここで強風でへし折られた大きな木を見かけます。どんな音がしたんだろう。(ちなみに私は「窓が割れそうな音で眠れなかった」というダンナをよそに、夜中の嵐の気配には爆睡中で全く気付かず…^^;)
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嵐の後のジョギングで、今回まず探しに行ったのは、前回の台風の時、2つだけ拾ってきたヒマラヤスギの花果。

これの先っぽが、いわゆる「シダーローズ」なのだと聞いて、これからあれやこれや集める、クリスマス用クラフト素材の1つにならないかなと拾い集めてみました。拾いも拾った、15キロ分。
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ジョギングしながら朝5時半頃、絶対誰もいないだろうと思って木の下まで行ってみたら、もうおじさんが拾い始めてた。でも、とにかくものすごい数が落ちていたので、平和的共存が可能に(笑)

大きなリュックに詰め込めるだけ詰め込んだけど…
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普段なら「お宝」のこんな枝付きの巨大松ぼっくりも、たくさんありすぎてとても持ち帰れず…。こんなのは普段は木のてっぺんについていて、嵐でも来ない限り丸腰のニンゲンには、到底このまま手に入るものではありません。

重たいクルミの実もどっさりと落ちてた。洗っても洗っても…
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今年は、自分たちが住んでいるところの気候が今までとは変わってしまったんだ、と確信するほど、異常気象や自然災害が多い年ですね。決まりきった言いかたですが、自然現象という大きなものの前では、人間は影響されることしかできません。

遠く昔は隕石の衝突、そして火山の大噴火、地震に津波に川の氾濫、山火事、落雷、土砂崩れ…最近ではゲリラ豪雨なる新しい災害を示唆するような雨の呼称も出てきた。

そんな「自然災害」と人の力関係は、これだけいろんなものが発達した今でも、結局昔とあまり変わっていないのではないかな。そして、誤解を恐れずに言えば、自然の猛威によって「恩恵を被る」ことも、昔から大なり小なりあって、それも変わってないのでは。

嵐が来たら「自然の落し物」を探して袋を以て長距離を歩いたり走ったりする。きっと私は古代人と同じことをしているに違いない。

by nicecuppatea | 2018-10-01 09:56 | 里と野山 | Comments(2)

収穫の次は収拾

畑で青い粒を追いかける季節ももう終わり…と思っていると、間髪を入れずに他のものが目に飛び込んで来ます。林の中のジョギング道に、今年初めてクルミが落ちているのを見つけたのは数日前。

昨日もジョギング中に拾っていると、朝のウォーキング中らしいおじいさんが「クルミですね」と話しかけてきた。

…最近じゃ、だれもクルミは拾わないよね。オニグルミは味は良いけど、殻が固いし中身が小さいから。オレ?ああ、時々拾って、釣りのエサにするぐらいだよ。といってもコイだからね。何でも食べるんだよ。糸をつるす前に周りに巻くんだ。そんなもんだよ。誰か拾えばいいのにと思って、オレが見つけたら道の端に実をまとめといてやるのさ…

果たして、今朝も道端にまとめられているクルミを発見し、拾って帰ってきたのでした。あたかもバードテーブルに準備されたエサを食べる鳥のような気分^^

夏の間、街路樹や植え込みの木もぐんぐんと成長して、枝分かれしていないまっすぐな枝を空に向かって伸ばします。これ、カーブの多い田舎道では視界が遮られて危険…

だからでしょうか。誰かが切った道路脇の桑の枝が道端に散乱しているのを発見。ジョギング中でしたが、収拾して帰りました。これは今週編もうと思っていたプレート用のフレームに最適だ♪

1メートル前後のクワの枝の束と、クルミを持って走ると、再び古代人の気分。
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夏の仕事は収穫。そしてこれから秋の楽しみは収拾。

by nicecuppatea | 2018-08-23 07:40 | 里と野山 | Comments(0)

周期的に訪れる…

春分の日も過ぎて、気がつけば随分日が長くなりました。

完全朝方、田舎生活時間の我が家にとって、朝、明るくなる時間が早くなることは嬉しいだけでなく、実利の多いこと。

日の短い間にたっぷりと体に脂肪を上乗せした私は、「そろそろ毎朝走ろうか」と思い立つのです。

今の時期、起きてすぐに月を愛で、その後程なくして朝日を拝むこともできます(^-^)
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朝の林も、もう暗すぎることはなく、怖くない。でも走っているとこんなものが目に入り、なかなか先に進まない。
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ウチから歩いて5分の森の際にゴルフの練習場があるのですが、どうも地元の地主さんと見た。季節ごとに駐車場の脇に「掘り立て筍あります」「店内にしいたけあります」などの手書きの紙が貼ってあり、それを楽しみにするワタシ。

今回のしいたけ、すごく立派!
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ジョギング中にとった数本のわらびや細い筍と一緒に炊いてみた。
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いつもそんな滋味豊かな料理をしてるわけじゃないけど、これでお弁当のおかずの一品になると、1日じわじわと噛み締められるお得感があります。

毎年、日が長くなる今頃に再開する平日のジョギング。でもこの時期、拾い物や採りものが忙しくて、立ち止まってばかりで肝心の汗をかかない… どころか、食べ物を持って帰ってくる。

それじゃあダメじゃんσ^_^;

by nicecuppatea | 2018-04-09 19:41 | 里と野山 | Comments(0)

秋ランの光と色

だいぶ日が経ってしまいましたが、先週末も張り切って朝のジョギングをしていました。秋はついつい立ち止まって眺めたり、拾い物をしたくなるポイントが多くあるのでジョギングも時間がかかります。

夜露や前日の雨粒が残っていると、それが光をつかまえて、なんてことない普通の風景をつい立ち止まってしまうような別のものに変えていることがあります。

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かと思えば、鮮やかな色のキノコが生えていたり、ツルというツルに様々な色や形の実がついていたり。
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まったく、こんなのが普通の光景だから、いっこうにジョギングが進みません(^^;;

by nicecuppatea | 2017-10-13 04:36 | 里と野山 | Comments(2)

季節の変わり目のジョギングは…

来月に迫った会社の「健康診断」(私の中では「体重測定」と同義語)に備えて、週末だけでなく平日も朝30分ほど近隣の林の中を走ったりし始めました。

改めて、毎朝少しづつ変わっていく外の様子を見ながら「季節の変わり目」は、夏から秋が一番楽しい、と思う今日この頃。

毎日同じ時間に外に出ると、夜明けが遅くなることを日々体で感じます。
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クルミはなぜ図ったように、毎日5-6個づつ木から落ちるのだろう。ジョギングの度に拾わないわけにはいかなくなります^^

夏の間、ぐんぐんと伸びたツル性の植物は、秋になってくるとミドリだったツルが木質化し始めて固く、茶色くなります。そうなると編みごろ。時には綺麗な青い実もついていたりして。これもついつい欲しくなる。

週末のジョギングルート上にある廃墟のラブホの壁際で、誰にも知られず、たわわに実ったアケビの実を見つけたり、玉虫の死骸と山繭蛾の空繭をみつけたり…どうするという事もないけれど、回収しないわけにはいかない(笑)
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そして昨日の朝は、近所の車道の縁石で無事羽化したアブラゼミが自分の抜け殻の隣で羽を乾かしているのを見た。夏が終わる前に、ギリギリ間に合って無事に羽化したんだな、車に引かれることもなく。ついつい、立ち止まって凝視。

まったく、いつまでたってもジョギングが終わりません^^






by nicecuppatea | 2017-09-12 18:57 | 里と野山 | Comments(0)

ノビルの最大活用

ウチの周りは、街路樹の植え込みの下、畑の際、公園の脇など、どこをみてもノビルが生えています。昔は「山菜」だと思っていたけど、もやは雑草の域。

そしてこれが、本当に何にでも使える優れもの。

ネギ属の植物なので、別に根っこのところだけでなく葉っぱも花芽も食べれます。先っぽは細かく刻んで、コリアンダーと混ぜて蒸し鶏に。

今は丁度花芽が伸びるころ。英名を「ワイルド・ガーリック(野生のにんにく)」というぐらいなので、きっと花芽はにんにくの茎のように食べれるだろうと炒めものにしてみたら、にんにくの茎より細いけれどこれが甘みもあって美味。疲労回復や抗酸化作用もあるらしい!

昨日の夕飯は安売りの砂肝とノビルの球根と茎の唐辛子スパイス炒め。安い食卓ですが、自分としての満足度は高め^^
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そしてこれからしばらくすると花芽はさらに太く、長く伸びて先っぽに花が咲き、小さい球根の集合体のようなポンポンになります。その頃になったら茎が固くなるので、そうなったらその茎を集めて小さなバスケットを編む(笑)

これは去年編んだもの。藁のように軽くて、丈夫ではありませんが、屋上のちょっとしたものを採って入れるのに便利。
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全草を生食、炒めもの、そしてバスケットにもできるなんて、これほど私好みの草はない♪ 柔らかく食べられる時期はそろそろ終わり。まだまだ、使い倒します。






by nicecuppatea | 2017-05-15 20:34 | 里と野山 | Comments(0)

山菜ランとツル採り

昨日も少し書きましたが、ここのところ朝、湖の周りを走ってウチに帰ってくると、いろんなものを手に持っています^_^

少しづつだけど、今日はワラビ数本、小さなタケノコ、そしてノビルの花芽。
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にんにくの芽が食べられるのだから、これだって。砂肝一緒に、マーケットの友「シーズニングラボ」さんの唐辛子ミックスで味付けしてみる。やばい、日が高いうちからお酒が進む。
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公園の際で見つけたワラビ数本と細いたけのこは、アク抜きしてアゲと一緒に卵とじでランチのお供に。

いつも冷凍ブルーベリーを卸させて頂いているコロットさんへの納品の際、新たにタケノコを頂き、こちらはあく抜き、水切りをしてオイル漬けに。冷凍してうまくいかなかったので、今年はこの方法でできるだけ長期間保存したい^^
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ここのところ、各方面からカゴのオーダーを頂きまして、これはGW中に一度採りにいかなければ…ということで本日は湖畔ランが済んだ後に、改めて湖畔でツル採り。
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あさってのマーケットが終わると、5月下旬、6月上旬のマーケットは毎年恒例の米国出張の日程と重なり出店はお休みするので、次のマーケット出店は7月末の狭山市楽市楽座です。毎年この時期はブルーベリーの最盛期でカゴ屋はお休みですが、今年はオーダーの品の編み込みに時間を充てたいと思います。

少しづつ、かごのお嫁入りする範囲が広がっていく…ありがたいことです。スローライフっぽい生活が広がれば広がるだけ、日々やりたいことが増え、スローなカンジから遠くなっていく(^^; でも、そのダブルスタンダード感こそがワタシの生活(笑)効率と非効率、スローとあくせく、無農薬自家菜園野菜とカップ麺、全てが存在するのがワタシの日常だから。

スローっぽい生活の実現のために、効率よく手仕事を片づけて、出来るだけつるを形にしていく時間を作っていきたいと思います。

by nicecuppatea | 2017-05-05 05:01 | 里と野山 | Comments(0)

春を思わせるもの

巷は桜が満開。そこに暖かい風がふいて、ヒトは「春だなあ~」と心底感じるものではないかと思います。

畑をやるヒトであれば、春は「花芽」の季節。菜の花だけでなく、白菜や、のらぼうなども花芽を延ばしてくるので、それ摘み取り摘み取り、むしゃむしゃと食べて体にエネルギーを取り込むのが、春。

ただ、我が家(というかワタシ)の春のサインは…

じゃ~ん。
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春だというのにキノコ♪さすがに知らないキノコに手を付ける勇気はないけれど、見た目他のものと間違いようがないほど特徴的なこの2種類なら^^;

アミガサダケは毎年春になると我が家(というかワタシ)が、道を歩く時必ずレーダーをオンにしながら、いつなんどきも薄ーく探し続けているモノ。毎年この時期に書いている気がするので、もし「えぇっ?!こんなものどうするの?!」と思われるかたがいらっしゃったら、過去の経緯はこちらで^^

春は、キノコが楽しいな^^





by nicecuppatea | 2017-04-07 20:48 | 里と野山 | Comments(0)

冬に後戻り

少しづつ春っぽくなった…というか、少しづつ眼がしらがかゆくなってきたことで春の到来を感じている今日この頃でしたが、今朝まだ暗い時間にワンズの散歩に出ようと玄関をあけると、一面また真っ白で、思いのほか外が明るく見えた!

アスファルトの道路の上には積もっていなかったけれど、それ以外は降ったばかりのような雪が1-2センチ積もっていました。朝のテレビを見ながら東京の天気をみて「天気は大丈夫」と思っていた私。まだ自分を東京人だと思っているのか。

つい先週末は、散歩道で梅が満開で「春だなぁ~♪」なんて思っていたのに。
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今日はあたかもスキー場のよう。
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もう少しの辛抱か。

今日も電車で、一つ、完成~。唐辛子一本なら入るよ^^
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by nicecuppatea | 2016-02-25 21:00 | 里と野山 | Comments(0)

地元密着の週末

先週まで4週間ほど、集中してかご編んだりマーケットの準備をしたりしていて、なんだか土日が終わるとむしろ疲労が蓄積する週が続いていました。そんなこともあり先週5日間はいっさいつるに手を付けず少しリラックス。今日は意識的に何の予定もいれませんでした。

で、3時にはいつものワンズとの散歩。うちから5分先の林に入る前、手前にある地元のお茶屋さんがやっているみかん園に立ち寄りました。
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毎年この時期の恒例。一袋分、自分でとってつめて500円。木の下のほうについた、下を向いてついている小さくて平たい実がいいんだって。桃とは正反対だ(笑)
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巷には色がたくさん。この辺りは狭山茶の産地でお茶畑が多いのですが、お茶のそばには柑橘系のものが多いんでしょうかね。
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もちろん紅葉の赤も際立ってます。
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帰ってくる際には、袋いっぱいのみかんと一緒に、途中の山道で拾ったかりんとゆずも持って帰ってきた。どちらも台所で芳香を放っています。
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「年末年始のお休みはどこかに行かれるんですか?」と時々聞かれる時期になりました。そうねぇ…

たぶん、掃除して、年賀状書いて、近くの地元食材のレストランでささやかに忘年の宴をして、初走りの日に近くの神社で初詣して、ワンズと一緒に畑で焼き芋やって、湖の周りをジョギングして…

なんとなく今日、どこにも行く必要はないかな、と思いました。



by nicecuppatea | 2015-12-12 20:23 | 里と野山 | Comments(0)