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今までも何度か、ジョギングルート上の湖畔のラブホテル廃墟など、人の気配のないところにいる猫の保護をした話を書いてきました。
保護しても、去勢しても、またどこからかやってくる未去勢、未避妊の猫たち。
そして実はこの夏以降、「その猫(たち)が子供を産んだ」という状況が発生していました… それはよろしくない ー…ということはわかっていつつ、次のステップをいつとるか、考えあぐねていたダンナ。(餌やってるから増えるんだ、と言う側面があることは事実でしょう。だったらTNR、つまり捕獲、避妊去勢、リリースも責任の一環。) 先日、意を決して子猫と母猫の捕獲に乗り出しました。折りたたみケージをリュックに入れて、廃墟まで、いつものランニング。 で、途中に「そろそろあそこの栗の実が落ちてるんじゃ」、と車道を渡って道の反対側へ。すると車道寄りの草に覆われて中が見えない側溝から「みー!」という声が。一瞬ダンナと顔を見合わせる。 道路に飛び出したら大変!と側溝に飛び込みダンナ。そして、捕獲。 白い靴下を履いたような柄に2ヶ月くらいの男の子。しかし何でこんなところに子猫が?? 周りを隈なく探しましたが他の子猫も母猫も見当たりませんでした…雨の日なのに濡れてなかったし、車道を通る車から捨てられたのか。 それにしても、栗を拾いに行ったら、栗は見つからず、「たまたま」通ったこのタイミングで子猫を見つけるとは… そしてその日の午後に、本来捕獲予定だったサビトラ3姉妹をチェック。近隣の人にお話して、翌朝、保護団体から借りた捕獲器で捕獲を試みることに。 果たして。 だいぶ若猫っぽくなっていてシャーシャー言ってる。もう少し早くに捕獲できていれば、猫たちにももっと楽だったかも… シリーズ最後はおととい。廃墟ラブホに残る最後の子猫を捕獲。 これらの子猫は保護団体さんのお力を借りて全員、里親さんまたは預かりボランティアさんのお宅へ移動しました。こちらは里親さんが決まった白靴下くん。 みんな、幸せに。 ここ2ヶ月ほどで2匹の避妊とリリースと、5匹の子猫の捕獲と里親さんまたは預かりさん宅への引き渡しをしたことになります。保護団体でもない個人が(^^; やはり猫神様の意思があるとしか。 この1ヶ月、気が付いたら行政に避妊去勢チケットを申請したり、活発に動いていたダンナ。でも捕獲して母猫から引き離した子猫がミィミィ泣くのがたまらないらしい。 でも、避妊した猫や子猫はみんなそれぞれ望ましい形になったということで、長期的には、よかったんだよ。 行政の避妊手術チケットに対応してくれる獣医さんのそばで見つけた珈琲店の奇跡的パンケーキ。 ここは、祝おう。 ▲
by nicecuppatea
| 2018-10-22 08:22
| 毛玉たち
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最近は、季節の変わり目サインを探すのが好きです。
起床時間が真っ暗 プランターで雑草の種がやたらとちらかる 水やりを1日忘れてもベランダの植物が萎れない 道路にセミの死骸が増えた 畑のスイカが大きくならない 夜、セミより秋の虫の方がうるさくなってきた 伸び~…っとしながら寝ているのが、夏の猫。それが、そろそろ丸まりかけてくる。前は、風の通り道のフローリングの上で手足を伸ばしていたけれど、最近、何となくかごや箱のなかで丸まりだす。 「もうスイカ抜くからさ〜、まだツルについてたんだよ。食べる〜?」と、畑のオーナーさんがくれた小さめのスイカをザルに入れておいたら… 何も入っていないカゴには入ってこなくせに^ ^ この方にはまだ暑いらしいけれど^^ 権蔵が空豆みたいな形になってクレートで寝始めたら、秋も本番^_^
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by nicecuppatea
| 2018-08-24 07:50
| 毛玉たち
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この地に引っ越して来てからというもの、湖の周りを良く朝ランしています。私は一周するのは週末だけですがダンナはほぼ毎日。そして思う。なぜネコは湖の周りに捨てられるのだろう。いやむしろダンナの眼が探しているのか。
1年ほど前、湖のほとりの廃墟(ラブホ跡)に子猫が7匹捨てられていて、しばらくダンナが餌やりを続け、その後地元の譲渡団体さんの力を借りて保護したことがありましたが、ほっとしたのもつかの間、数ヶ月後、実はそこからすぐそばにまた1匹の猫が現れたʅ(- -:) そこは湖畔のサイクルロード沿いの小さな休憩所のそば。しかし人が住むような場所は近くにありません。 再びダンナ、餌運びの日々。小柄な男子だけど、ウェットタイプのキャットフードをやると毎回一度に4パックも完食。ウチの5匹が食べる量に匹敵します。 人懐こいし、飢えてるし、こんな場所に突然現れるのも不自然。子猫シーズンで忙しいだろうけど譲渡団体さんに相談せねば… …というカンジだったのですが、昨日、とんとん拍子にコトが運び、ようやく捕獲と預かりボランティアさん宅への引き取りが実現しました。 抱っこされても落ち着いてるし。「これだけ人懐こければきっとすぐに決まりますよ」と団体さん。 去年保護した猫たちも実直に里親探しを続けてくださり、あと1匹まできました。 この5年、周辺で(ウチが直接)保護したネコは4匹。そのうち2匹は階下の獣医さんに里親を探してもらい、1匹は私の実家(ムギ)、もう1匹はウチのネコ(ウミ)となりそれがさらに4匹の子を産みました。それ以外に譲渡団体さんに頼んだ子たちを加えると…ウチも譲渡団体か? とにかく、雨の多い時期、そしてちょっと先だけど来るべき寒い季節の前に保護できてよかった。帰りは彼の前途を祝し、回転寿司でお祝い…って人間だけだけど^ ^ 権蔵は、ただひたすらクルマで移動して待たされ続けた1日。 そういえばキミもそうだった。 とにかく。育ち盛りの男子に幸あれかし! ▲
by nicecuppatea
| 2018-06-18 07:33
| 毛玉たち
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ジョギング道中で見つけた、廃墟のラブホに住んでいるネコへのエサやりを始めて、ダンナは毎日、私も週末は、一日と開けず、多摩湖1周のジョギングを続けていました。旦那は毎日決まったところにキャットフードと水を置いていたらしいのですが、先日その場所に、雨に濡れないようにとビニール袋にはいった封筒が置いてあったのだとか。
中には「エサヤリさんへ」との宛先が。ダンナはエサヤリさんというものなのか。 差出人は近隣のネコの保護団体の方で、「廃墟にネコが捨てられている」という情報が拡散されて、事実を確認したうえで「ここでは避妊・去勢をして放したとしてもネコは生きていけないので保護して里親を探します。いままでエサを与えてもらったおかげでこの子たちは生き延びることができました」という御礼の一文と連絡先がかかれていました。 保護した後は、避妊・去勢をしたうえで、里親探しをシェルターに委託するそう。もちろん、そうなるまでの資金援助も必要なので、そこも手助けしてもらえないか、と。 その後、あっというまに「ネットワーク100人以上に寄付を呼び掛けいて、賛同者がどんどん増えているので、ご負担いただく額も減りそうです、募金用のポスターも作りました」と。 ![]() すでに7匹中4匹は保護されて、残りの3匹は来週初めに保護予定。上手くみんな保護されますように。 命をつなげる、面倒を見るってことは、誰がやるにしてもやはりお金も手間もいるよなあ。それが動物と一緒に暮らすってこと。 もし、ご協力を頂ける方がいらっしゃいましたら、上記のポスターのご連絡先まで、ぜひ。 ▲
by nicecuppatea
| 2017-03-11 20:51
| 毛玉たち
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先日222のネコの日に、ウチの外で会う猫たちの「世話」が大ごとになってきている、とちょっと書きました。
実はそれが、ここ数週間まじめな話かなりのウェイトで。場所は、隣の人家から少なくとも1キロ近くは離れていそうな、山の中の廃墟のラブホテル前。 ![]() 「仔猫」というほどではないにしても、まだ1年はたっていなそうな、成長不良っぽいネコで、そこでいつも携帯しているキャットフードをあげたのだそうな。それをきっかけに、その後そのネコは毎日現れるようになったらしい。 ![]() ![]() ![]() 住宅地だと、ネコに餌をやるのもご近所の迷惑とか、色々と難しいと思うのですが、「地域猫」という考え方があります。が、ここは周りに全く民家のない山の中。廃墟の中にはミイラ状になったタヌキの死骸があったりして、社会から隔絶された、さながら「リアルお化け屋敷」。こんなところじゃ「地域猫」なんて言っても他に餌をやるヒトなんていないだろう、とダンナは毎日、山のようなキャットフードと水をリュックに背負ってジョギングで山に入っていくようになったのです(^^; ワタシもこの頃、それなりに安いキャットフードに目が行くようになりました。こりゃあ、これから旅行どころじゃなくなるのかな。そもそも夏のブルーベリーの時期のエサやりは?オスもメスもいるけど、ここでまた仔猫が増えたら…? ということで、最近、我が家に占める「エサヤリ」のウェイトが心身ともにかなり大きくなってきてたのです。 長くなったので、その先の話は、改めて^^ ▲
by nicecuppatea
| 2017-03-10 19:12
| 毛玉たち
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2月22日は「にゃん、にゃん、にゃん」で猫の日なのだそうですね。過去15年近く、正直、ウチは「イヌのいる家」という感覚が強くあまり意識してこなかったのですが、ここのところ見回すとネコばかりで…
もうさすがにウチにはネコはムリ~、と思っているのだけど、ダンナの眼はいつもネコを追っているのか、それとも猫の方からダンナに近づいてくるのか…ジョギングの道すがら、買い物途中、どこで猫にあっても良いように(?)ポケットに必ずキャットフードを忍ばせるのが昔からの習慣(^^;;; なんだか、それがだんだん大ごとになってきている今日この頃。ジョギング後の帰り道に毎回会う迷い猫、どうも最近捨てられたらしい、ジョギングコース中で会う数匹の少し大き目の仔猫たち。外にいる猫にはこたえる寒い日が続いたりすると、ダンナの心配度も一気にボルテージアップ。あれやこれやとエサを用意して毎日通うことになります。 スーペリアクラス。カリカリ。 ![]() ![]() ![]() とにかく、Happy cat day. ▲
by nicecuppatea
| 2017-02-22 08:45
| 毛玉たち
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昨年11月、ウチでしばらく保護した後、里親さんに引き取られた白猫のハチ。一家で山中湖に行く数日前、ダンナが狭山湖畔で出会い、もうこれ以上、ウチのネコ密度を上げることはできない…でも…と考えた挙句、私の怒った顔におびえながら拾ってきた仔でした。山中湖にいる間、獣医さんに預けていたところ、よい里親さんが見つかり、そのご家族に引き取られた、ということは前に書いた通り。
「これでさよなら」と思うと悲しくなるだろうし、結局その間にピーチが倒れたりして、大わらわだったので、ある意味、「最後」を意識しないでお別れできたのは良かった、と思っていました。 先週末、「小春」という新しい名前をもらったハチが「避妊手術に来たわよ~」と階下の獣医さんがわざわざ電話で教えてくれました。 拾った時は、やせっぽちで目もクシュクシュだったのに。 ![]() ![]() ▲
by nicecuppatea
| 2017-02-21 20:24
| 毛玉たち
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ここのところの一連の出来事のながれの中で、報告しなかったのですが…
山中湖に行く前にダンナが拾ってきた白猫のハチ(仮名)は、私たちが山中湖へ行く際に、下の獣医さんへ、健康チェックや里親探しを兼ねて預けていったのでした。(事情をよくよく知っていた先生が格安で預かってくれた♪) 先々週の土曜日、山中湖で仕事をしている最中に、獣医さんから、「10年以上ウチに通っている猫を2匹飼っているご家族で迎え入れたいという申し出があり、今日トライアルに出ました」という連絡がありました。 ![]() 先住猫のベンガリキャットとアメショーが気が強く、「シャ~~!!!」といって数日受け入れてくれなかったとのこと。ただ、ハチが全く気に止めたかったらしく、結局威嚇するのが馬鹿らしくなったようで、何も言わなくなったんだとか。その後、しばらくして一緒に追いかけっこをして遊ぶようになったらしいです。 季節や雰囲気を反映して、新しいご家族で「小春」という名前をもらったそうな。 よかったなぁ、ほんとに。きっと、幸せになる。 先々週の土曜日といえば、ピーチが「今晩で…」と言われた日。 ネコもイヌも…何かと巡っていくんだな、と感じます。 ピーチは今頃、チビ太に会っているだろうか。 ![]() ▲
by nicecuppatea
| 2016-11-16 20:48
| 毛玉たち
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山中湖から帰って来て以来、ウチ中がピーチ介護モードに突入中。
どれだけの期間になるのかはわかりませんが、限りある時間を少しでも穏やかに、物理的な負荷を少なくして、楽しく過ごせるようにと無い知恵を絞っています。ここで男をあげているのが、我が家の「蔵コンビ」つまり、権蔵とエビ蔵。 山中湖でもそうでしたが、気がつくと寝ているピーチのそばにぴとっとくっついているのはこの蔵コンビ。何かパワーを送っている…と見えなくもない。ま、柔らかくあったかいものにくっつきたいだけ、とも見えますが…。 日々の散歩が困難になってきた今、排泄や獣医さん通い、少しの運動をどうやって継続するかは大きな課題です。そこで活躍しているのがこの、大型犬介護用の台車。 四年ほど前、ジョンソンタウンのワンデーマーケットに初めて権蔵を連れて出店した際、お客様から譲り受けたものです。その方は権蔵がウチに来た経緯を聞いて「最近ウチのゴールデンが死んでしまった。介護するつもりで買った台車やフードを使う間もなかった。処分しきれなくて持っていたがこういうお宅で使ってもらえたら」とおっしゃって下さり、台車やフード、ホイスト付きの散歩補助具などたくさんの介護用品を初対面の私たちに下さいました。今まで部屋の片隅に置いてありましたが、広げてみるとこれが優れもの(しかも高そう…)今、夜の散歩ではここにクッションを敷いてピーチを寝かせ、エレベーターで一階に降ります。 ![]() これもある意味、権蔵からピーチへのプレゼントなのか。 さすが「蔵コンビ」の長、出来たヤツだ。 ▲
by nicecuppatea
| 2016-11-09 07:57
| 毛玉たち
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双子はシンクロする…という説をウチでは実証し続けていますが…
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by nicecuppatea
| 2016-09-28 13:53
| 毛玉たち
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