2018年 09月 12日 ( 1 )

くるみ割り、その後。

ベリーシーズンが終わったと思ったとたんに、その魅力に日々ひきつけられているくるみ。

以前にも書いたことがありますが、野原や河原に生えているくるみは、和グルミまたは鬼グルミなどと呼ばれていて、西洋のクルミとは違う種類であること、そしてそのカラが「鬼のように固い」ことを表しています。

ちょっと金槌でたたいたぐらいではびくともせず、思い切り叩くと爪をたたいて痛い思いをするか、カラと実を両方潰してしまうかのどちらか。食べてもとがった殻が入っていて、安心して味わえない。

けれども、水につけてから加熱すると自然に口があく、ということを昨年学習してから、くるみ拾いのシーズン中はせっせとくるみを拾った後のその作業が習慣に。

長いプロセスを経てこの、硬い殻が、うっすらと微笑むように口を開けた状態になるのを見るのは、私もニヤニヤしたくなるうれしさでした。
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ところが、このプロセス全体を一蹴してしまうような出来事が。

くるみに肩入れするあまり色々と情報を調べたらなんと「和くるみ割り機」なるものが新潟県の古沢製作所という刃物屋さんから販売されているというではないか。クルミ割り人形を壊してしまうほど頑健な和くるみの殻割専門につくられた器具で、作ったのが刃物屋さんというのも、納得。

早速購入しました。
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ペンチのようなデザインの機器の間に挟んで、説明書にあった通りくるみの先っぽに向かって45度の角度で、殻の縁に刃を当てて、ぐぐぐっとつかむ。
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何と言う事でしょう。トンカチで全力でたたいてもビクともしなかったものが、それほどの力を入れなくても真ん中からパッカーンと。やはり刃物の鋭さのなせる業か。割れる感覚はまさに薪割り。
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面白いほど簡単に割れる♪
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お陰で出勤時間を忘れるところでした。

今まで熱して割っていたけれど、これで生のまま処理できて、きっと風味も栄養も損なわれないのでは。

やはり、専門の道具って、「専門」というだけの意味がある。この秋冬のくるみ拾い、この道具のお陰でさらに熱中しそうです。





by nicecuppatea | 2018-09-12 08:56 | くるみ生活 | Comments(2)