再び長いこと間が空いてしまいました。 その間にもさまざまな出来事があり、すでに記憶すら薄らいできているところですが、何はともあれ拾い物のはなし。先日の台風のあと、再び私は大きなカラのリュックを背負って、夜明けとともに森の中にジョギングにでかけました。 そこここで強風でへし折られた大きな木を見かけます。どんな音がしたんだろう。(ちなみに私は「窓が割れそうな音で眠れなかった」というダンナをよそに、夜中の嵐の気配には爆睡中で全く気付かず…^^;) 嵐の後のジョギングで、今回まず探しに行ったのは、前回の台風の時、2つだけ拾ってきたヒマラヤスギの花果。 これの先っぽが、いわゆる「シダーローズ」なのだと聞いて、これからあれやこれや集める、クリスマス用クラフト素材の1つにならないかなと拾い集めてみました。拾いも拾った、15キロ分。 ジョギングしながら朝5時半頃、絶対誰もいないだろうと思って木の下まで行ってみたら、もうおじさんが拾い始めてた。でも、とにかくものすごい数が落ちていたので、平和的共存が可能に(笑) 大きなリュックに詰め込めるだけ詰め込んだけど… 普段なら「お宝」のこんな枝付きの巨大松ぼっくりも、たくさんありすぎてとても持ち帰れず…。こんなのは普段は木のてっぺんについていて、嵐でも来ない限り丸腰のニンゲンには、到底このまま手に入るものではありません。 重たいクルミの実もどっさりと落ちてた。洗っても洗っても… 今年は、自分たちが住んでいるところの気候が今までとは変わってしまったんだ、と確信するほど、異常気象や自然災害が多い年ですね。決まりきった言いかたですが、自然現象という大きなものの前では、人間は影響されることしかできません。 遠く昔は隕石の衝突、そして火山の大噴火、地震に津波に川の氾濫、山火事、落雷、土砂崩れ…最近ではゲリラ豪雨なる新しい災害を示唆するような雨の呼称も出てきた。 そんな「自然災害」と人の力関係は、これだけいろんなものが発達した今でも、結局昔とあまり変わっていないのではないかな。そして、誤解を恐れずに言えば、自然の猛威によって「恩恵を被る」ことも、昔から大なり小なりあって、それも変わってないのでは。 嵐が来たら「自然の落し物」を探して袋を以て長距離を歩いたり走ったりする。きっと私は古代人と同じことをしているに違いない。
by nicecuppatea
| 2018-10-01 09:56
| 里と野山
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