あけび集め

遠くから眺める森全体の色が、日に日に白の混じった薄緑になってきました。どこもかしこも、芽吹きの季節。

「ツル集め」…と考えると、そんな時期になってくると、草木は冬の間より活発に水を吸い、樹液も増えるので、木の幹と皮が離れやすくなり、ちょっとの刺激でも皮がむけやすくなります。

ヤマブドウの「皮」だけを採取する場合などは皮がむけやすい時期を狙って採取するのでしょうが、皮がついたツルそのものを使う場合は、採集時に皮がハゲて汚くなりやすいので、一般的にはあまり積極的に採取する時期ではないようです。

まあ、ウチには関係ないんですけど(^-^)

というのも厚い落ち葉の下に埋もれていたあけびの地下茎から葉っぱがちょっとでてきて、冬より見つけやすくなる今が我々には一番ツル(特に地下茎)が見つけやすい時。その気になって朝ランのコース上で目を凝らすと、文字通りそこら中に広がっています。今まで、ここに住みながら、これを取りに遠くまで車で出かけていたのか…。

最近その見つけ方、というか目が鍛えられてきたダンナ。日々収穫写真が会社のワタシに届く^ ^
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拍車がかかってきた。
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帰宅するとそのツルから根っこや小枝を取り除き、保存用に綺麗に輪っかにする作業。輪っかにできないほど太くて短いところや、細くて若いツルは、片付かないので、はじから小カゴに編み込む。
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毎年夏は「カゴ屋」は一旦お休みして「ベリー屋」となっていましたが、材料があるのなら今からたくさん編んでおけばいい。マーケットでは、ベリーをカゴに入れて持って帰ってもらったっていいかもしれないし。
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楽しみが膨らむと、自然、毎朝の目覚めも早くなってきます。(単に歳をとってきたのかもしれないけど…) 日が長くなってきたのも合わさって、通勤前の朝が忙しい時期になってきました。


by nicecuppatea | 2018-04-16 08:19 | 編み素材集め | Comments(10)
Commented by とら母 at 2018-04-17 01:14 x
アケビ、本当に、こんなところに生えていたんだなって教えてくれる季節ですね。
でもランナーが素直についてきてくれるのはあまりないです。
こんなに収穫できるなんて羨ましい。
でもね、今日ヒメツヅラフジ(多分)の繁殖した場所を見つけたんですよ。
冷や麦の乾麺みたいに根っこがコンクリートに沿ってぎっしり。
そこで教えていただきたいのですが・・・
アケビとヒメツヅラフジのランナー、やっぱりアケビのほうが扱いやすいですか?

Commented by nicecuppatea at 2018-04-17 08:01
とら母さん☆ひやむぎの乾麺、わかります(^-^)

今まで扱ってきた経験からの個人的印象では、ツヅラフジよりあけびの方が強い気がします。ただ、ツヅラフジ系でも関東のウチあたりで見つかるのは細いツルばかりで、たぶんこっちがヒメツヅラフジだと思うんです(書物を見ても今一歩断定はできないのですが)。ここより温暖な西伊豆で、同じような葉っぱ、ツルであけびの太ヅル並みのを見つけました。これも書物を頼れば、こっちは温暖な気候の中で育つというアオツヅラフジというやつじゃないかと。こっちの使い勝手はほぼあけびと一緒でした。

ワタシがいつも使っているヒメツヅラフジは、若いツルにはうす〜く毛が生えてます。若芽も含めて全体的にあけびより柔らかく、節が小さめ。また茹でたりするとあけびよりすぐ表皮が柔らかくなり、扱っているうちに擦れて汚くなってきてしまうことがあるので、急速にツルを戻したい時は、茹でずに熱湯につけるだけにしています。あ、また皮を剥くとかなり強度が落ちる気もしています。

いずれも、カゴの大きさや縦芯の感覚を配慮することで、何にでも自由に使える素材ではないかと思います。
Commented by とら母 at 2018-04-17 18:46 x
お返事ありがとうございました。
ヒメツヅラフジ、たぶん同じ植物だと思います。
お隣の川越在住ですが、アケビの新しいツルくらいの細さですよね。
太いのは茶色くなって藤ヅルくらいになるけど。
柔らかくていいのだけれど、地肌があまりきれいではないなって思っていたんだけど、剥けるんですね。
( ..)φメモメモ
アケビのランナーの編みごこち、はやく体験してみたいです。

お仕事の方はいかがですか?お忙しいのでしょうね。
仕事、野菜作り、わんにゃんのお世話、かご作り、ブログ…
どれもきちんとされていて凄いです。


Commented by nicecuppatea at 2018-04-18 07:41
とら母さん、確かにヒメツヅラフジのツルは、太いものになると皮がささくれ立ってきて、編んでいても擦れるとカスのようなものがよく落ちます。これも主観ですが、太いものは結構うねうねが激しいものばかりなので、むしろ編みヅルというより、うねりを生かした取っ手に使うと味があるような気がします。
ワタシは、これから数ヶ月、ものすごい距離ではないながら、ちょっと遠距離通勤がジワジワ効いてくるスケジュールになりそうで。「これも、あれも、電車の中でできないか…」といつも以上に考えてしまい、ちょっと危ない人になりそうです。こないだ、通勤電車の中で続きを編もうと思ったバスケット、おもむろにカバンから出したら、さすがに大きすぎて慌ててしまいましたσ^_^;
Commented by 里山暮らし at 2018-11-07 15:31 x
初めまして。今年から山のそばに住み始めたので、かご編みをやってみたいと思って検索していたら、こちらのブログに辿り着きました。

編み方を載せたサイトはたくさんありますが、素材の集め方や選び方まで書いてあるサイトはほとんどなかったので、とても参考になっています。

初めてのコメントで恐縮ですが、質問させて下さい。

家の近くであけびの地下茎を見つけたのですが、まだ緑色のものばかりで採取しても大丈夫なのかわからずにいます。

茶色になったものはあまりなかったり、あっても太いのですが、この緑色のランナーは採取して乾燥させれば使えるのでしょうか?

お忙しいと思いますので、お時間あるときに回答下さると嬉しいです。
Commented by nicecuppatea at 2018-11-11 13:10
里山暮らし さん、コメントありがとうございます😊 発見が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

私は、葛以外はつるが緑色であっても採っちゃいますね。あけびの場合、色の違いにより若干扱い方のコツに違いがあるような。

緑色のものは樹皮がまだ木質化していないもので、細い場合はあっという間に乾いてしまい、すぐポキっと折れてしまいます。そのかわり、乾いても水につけるとすぐ柔らかくなります。

緑色の地下茎ですか。私の経験だとほぼ茶色のものが多いので、実際にどのようなつるか正確には想像できていないのですが(地下茎は光に当たらないので光合成せず、緑色にならないのだと思っていました)、緑色のつるということは細いのかな。それなら乾燥すると若草色を保つのでは。

地上に伸びたあけびのつるで、かなり太くて緑色のつるだと、水分含有量が多くて、乾燥させると三分の一ぐらいの平べったい太さになるのですぐには編まず、乾燥させてから使う方が出来上がりが綺麗になる気がします。乾くと黒光りするような風合いになります。色々試して、お互い色々発見したいものですね!よろしければまたお立ち寄り下さい〜。

Commented by 里山暮らし at 2018-11-11 15:04 x
返信ありがとうございます!

採取したつるはあけびとよく似た「ここぶ」という植物のつるのようです。

太さは5mmくらいで、一部茶色になってたりもするのですが、だいたい緑色です。

https://d.kuku.lu/e5189bb4b6
↑一応画像をアップしてみました。見にくいかもしれせんが・・・

まだ暮らし始めたばかりなので、このままずっと緑色なのか変化するのか、採取したものはどうなるのか、観察していこうと思います。

詳しく返答していただいて本当に助かります。
ものすごく参考になります。

ありがとうございます。
m(_ _)m
Commented by nicecuppatea at 2018-11-12 08:31
里山暮らし さん、なるほどー、これは「むべ」ですね。検索したら地域によって「ここぶ」と呼ぶのだと書いてありました。私はムベの地下茎を編んだことはありませんが、落葉樹のあけびと違い、確か常緑樹だと思います。そして全体的につる枝もあけびに比べて、太くなってもみどりの部分が多かった気がします。

私は野生のムベを見つけたことがないんですよ。ご近所の庭のトレリスに這わせてあるのを見たぐらいで…なので使ったことがないのですが、つるの様子も実もあけびにそっくりなので、同様に使えるんじゃないでしょうか。
Commented by 里山暮らし at 2018-11-12 14:17 x
すごい!茎を見ただけでわかるなんて!

「むべ」で検索したらまさにこれでした。あけびによく似た開かない実がなります。

常緑樹なんですね。
いろいろ教えていただけてとてもすっきりしました。

過去の記事もいろいろと参考になります。
たくさん書き続けて下さって本当にありがとうございます。
Commented by nicecuppatea at 2018-11-12 21:30
里山暮らし さん、こんな「つる話」を尋ねてもらえることも、聞いてもらえることも、普段はそんなにないですから(^^; こちらこそありがとうございました〜😊
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