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さし色

ここのところ朝、湖の周りをジョギングすると鼻の中まで冷たくなるような冷気^^

かご編み用の「ツルの収穫」には今のような時期が適期だとよく言われます。それは枝やツルに樹液が活発に吸い上げられていないので、「締まっている」からでしょう。こういう時に採ったものは乾かした後の縮み度合が少なく、乾いた時のツルの劣化も少ない気がします。

もう一つの冬のツルとりのお楽しみは、枝がきれいに色づくものがあること。ブラックベリーや野生のキイチゴのツルも、真冬の間はワインレッドになります。またモミジやカエデ系の枝も渋い紫色っぽくなったり、あざやかな赤になるものが。大抵はかごに編みこんでもその色がうっすら残るのです。

こちらは今朝のジョギング帰りに見つけたカエデの細枝。よく見たら鮮やかな赤色だったので、2,3本採ってきて今編んでいるバスケットに「差し色」で使ってみようかと。
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この間お友達のウチへ行って、真っ赤なローズヒップたくさん頂いてきたので、その色の記憶があったからかも。
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前の日には、先日入間市のマーケットに入った際、ついでに散歩したそばの公園で拾ったシダレヤナギで中ぐらいのバスケットを編んでみたけど、すこーし、足りなかった^^。こちらにも隙間に、ジョギング帰りに駐車場でとったまだ緑が瑞々しいツヅラフジ一本を差し色っぽく挿入。
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色々な自然の色を組み合わせて、簡単に、繊維を織るように色を重ねていけるかご編み、まだまだ楽しみは奥深いなあ。



by nicecuppatea | 2017-01-15 19:25 | バスケット編み
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