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ムギ守り

昨年夏縁があって、我が家の拡大家族の一員となったムギ。ウチの両親が正月に2泊ほど旅行に行くというので、当初の約束通り、そういうときは私が「ムギ守り」に行くってことなので、正月休み最後の2日間、ムギと過ごすために実家にお泊り。

両親ともに2日もいなくなるのは初めてで、淋しさの極地のムギ。
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犬のようにおもちゃの「取ってこい」をしたり、台所のシンクで水道の蛇口から流れる水をシャワーをアタマから浴びるようにかぶりながら、したたり落ちる水を飲んだり。面白いムギの生態を改めて発見。ネコって個体ごとにこうも嗜好が違うものなんですね(^^;

私は基本的に「そこにいる」ことが仕事だったので、山のようなツルを手元に、贅沢な編み時間を過ごしました。手元に残っている少量のツルをまとめて持ってきていたので、まずそれをテーブルに張り付けて、平たいバスケットを作ります。
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こちらは底が編めたところ。黒い所はヒメツヅラフジ、赤茶とカーキ色のところはアケビ、白っぽいのはヤマフジ。で、縦芯はブルーベリーです。雑多なツルを統一感なく編み込んだだけですが、何となく色が模様っぽくなるのが興味深いです。
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結局小さいのばかり4つを手がけました。まだ二つ、作りかけだけど。これで来週日曜日のジョンソンタウン・ワンデーマーケットのテーブルに乗せられるものがちょびっと増えました。
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実家滞在中、久々に東京で時間があったので、数時間、デパートや書店をうろうろ。たまたま寄ったデパートでエスカレータで通り過ぎた階の宣伝に「日本の職人展」とな。なんか気になり、エスカレータで通り過ぎた階に逆戻り。そこには、鋳物、革職人、木工、機織り、とさまざまな伝統技能をその場でデモンストレーションしながら作品を販売する職人さんたち。カゴ編みの人はいなかったけど。

そもそも革好きな私。鞄をつくって売っている若い女性の職人さんのところを通りかかったところ、「余り革で作りました」という540円の小さいバッグの数々に目が釘づけ♡ 安いものばっかりで職人さんに申し訳ないけど、勢いで大人買い♪
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平べったい4つはカード入れに。ボストン型のもののひとつはウチの机の上の印鑑入れにしよう。もう一つは、社内で通訳する時にストップウォッチとして、腕から外して使う腕時計立てに。ちなみに、普通会議通訳者は、常識としてストップウォッチを携帯するものなんです。これで通常15分計って、ペアの通訳者と交代しながら仕事するんですけど。。。この会社にきてもうX年。私はいつもパートナーの通訳者が持っているであろうストップウォッチを頼りにして生きてきました。なんとずうずうしい。理由にもなりませんが、なんかストップウォッチ買うのがイヤで。

それじゃだめじゃん、と改心し最近はジョギングのタイム計測にも使っているProtreckのごついスポーツウォッチのストップウォッチ機能を通訳の時の時間計測にも使っています。(ええ、会社にスーツ着ていく時も、山登りする時も、時計は一緒です。まるでTPOがない私^^)

腕時計を丸めて、この革のミニチュア・バッグに立てたら、なんか素敵じゃないですか。うれしくなる買い物でした。

ムギ、またね。




by nicecuppatea | 2015-01-06 21:10 | ムギのこと
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