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順応するチカラ

はぁ〜…あと一日で平日が終わります。

何なんでしょう、この疲労感。初めて通勤電車で3日連続で寝てしまいました(- -;)カゴを編むこともなく!でも、私以上にダンナが疲労をためてる感じなのが気になります。

二人ともそうだということは…これはやはり「通訳疲れ」ではない、「権蔵疲れ」ではないだろうか^^;

権蔵はとってもいい仔だと思います。いう事を聞こうとしてるなーと感じられます(キツく言えば、だけど)。ダンナのトレーニングの甲斐あって、夜寝る前に指示すると、自らクレートに入るようになりました。(というか、大好きな煮干しで操ってるんだけど)。それに昨日獣医さんで薬用シャンプーしてもらったら、ちょっと臭くなくなった♪

最初の数日はクレートに入るのを嫌がり、それでも入れると、悲しそうな声で吠え鳴き続けましたが、今では入れば黙ってすぐ丸くなり寝るようになりました。徐々にではありますが、だんだん気持ちも落ち着いてきているのかもしれません。

問題はむしろ、権蔵の順応力ではなく、私たちの順応力かもしれません。子供がいるわけでもなく、ゆっくり歳をとってきたピーチと、いわば自分たちのペースを誰にも邪魔されることなく好きに生活してきたのです。まぁ、ダンナは私のペースに常に合わせてきた!と言うかもしれませんが(笑)

そこに、権蔵という、今まで触れ合ったことのないペースの生命体が加わった。落ち着いてきたとはいえ、起きている間中、必ず人の後をどこまでもついてまわる(これは食べ物欲しさだ、というダンナは少々追い詰められ気味(^^;)、食べ物が見えた途端に興奮する、少しでもどこかに繋いだり、獣医さんに預けてケージに閉じ込められると、悲しい声でずーーーっと泣き続ける、という状況は変わっていません。まだ用足しに100%信頼がおけないので夜はクレートと決めていますが、そうすると湿疹の薬を飲んでいてものすごく排尿の量が多い権蔵を5時前には起きて散歩に連れ出さないと、クレートの中で気の毒な事になる…と、最近は朝5時にはダンナとともに起き抜けで二匹を散歩に連れ出します。まだそんな日常に私たちの方の体が慣れていない感じです。

権蔵としては、ようやっと我が家での「日常のルーティン」に関しては、徐々に安心感をもってきたから、クレートに入れても鳴くことはなくなったのかも。でもこれが獣医さんとか、知らない場所のケージだと、やはり泣き続けは止まらないみたい。いろいろ行くところがあれば一緒に連れてってあげよう、なんていって連れてってるけれど、実は彼が一番今求めているのはひとところでの「安定」なのかもしれません。

それまでの経緯を考えれば、権蔵自身はよく順応してくれていると思うし、他の保護犬の事例を見れば、もっともっと大変な例はたくさんあるでしょう。最近ようやく、これは権蔵だけの問題じゃなくって、「私たち」の順応力だ、ってことに気づき始めたところかな。案外、動物同志の方が、順応力はあるのかも。
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まだ一緒に暮らして2週間ちょっと。今日、4日ぶりにバスケットを編みだしました。ようやっとそういう気になってきた、というか(笑)
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お互い、すこーしづつの変化を受け入れていければと思います。
by nicecuppatea | 2013-12-05 20:21 | 権蔵日記
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