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綿繰り講習

先日、このバスケットの用途は明日!と言ったきりなっていました。

で、こちらがその、通勤時間中に編み上げだバスケットの用途。
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畑で摘んだブルーベリーとイエローラズベリーを詰めて、先々週金曜日、会社を休んで知り合いのお宅へお邪魔しました^^

知り合い、と言ってもこちらが無理やり知り合いになってもらったようなもので。

5月に狭山市の手作り市に参加した際、私がディスプレイしていた和綿の小さなブーケを見つけた方が「私も棉を育てて糸を紡いでいるんですよ〜」と教えて下さったのです。

綿花から種をとり、糸紡ぎをする方法を習いたい…というのは、私のかねてからの強い願いでした。誰か、教えてくれる人はいないか、、、と去年の夏ごろから色々と手を尽くして探していたのですが、なかなか近隣でそんな人は見つからず。。。そんな時にその方が声を掛けてくださったのですから!初対面のその方に唐突に「糸紡ぎを教えてください!」と、お願いしてしまいました。

やぶから棒なお願いだったにもかかわらず「ウチまで来て頂ければいいですよ」と快諾してくださったその方のご自宅に、晴れてお邪魔することになったのです。

しかも、数年前にネットオークションで落としたものの、ネジの不具合で使い物にならず、無用の長物と化している、綿花の種をとる「綿繰り機」がある、と話すと、「ダンナは何でも自分で作るヒトなので、もしかしたら直せるかもしれません」と言って下さったので、それに甘え、「ではちょっと見てもらえますか?」と、わざわざダンナ様のお仕事が休みでご自宅にいらっしゃる日を選んで伺うというずうずうしさ。

7~80センチある大きな古民具を抱えて初めてのお宅にお邪魔しました。

唐突に教えてください、とお願いした糸紡ぎアンド綿繰り機の修理。「お礼」を考えても、適当な額というのが思いつかず、そもそも、きっとお断りになるだろう、と。。。

それで今、旬である畑のベリーをお土産に持っていくことにしたのでした。

お宅は、思ったとおり、郊外の住宅街に奇跡的に残った畑の真ん中に、国産材で建てられた、まきストーブつきの素敵な場所。外気温は35度だというのに、冷房なしでも快適な風の入る、不思議な空間でした。

きっと無農薬の地元産のベリーだったら、食生活に合うのではないか、と想定。喜んで頂けたのはよかったけど、シーズン初めで思った以上にまだ酸度が高かったのだけが、予想外^^; すみません〜。。。

「すっぱ!」というリアクションでしたが、きっとあの方のことだから、ジャムなりソースなり、無駄にすることなく
使い切って頂いたのではないかと思います。

はたして、ダンナ様により、綿繰り機は修理され、私も曲りなりにも糸紡ぎの原理がわかるように。今日、晴れてここ7~8年の懸案事項が、解決された感じです。
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その方の家には心躍るような手作りの品がたくさん。こちらは手編みのバスケットと手紡ぎ木綿の糸。
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やはり、本質的に効相性の感じです。

では、なぜ私はバスケットだけでなく糸紬ぎまでやりたいのか?

これについてはまた別の機会に。
by nicecuppatea | 2013-07-23 20:38 | 暮らしのアイデア
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