白菜の菜の花

この冬、厳冬で野菜の値段が高騰する中、ウチの畑では白菜が豊作で、鍋や浅漬けに大活躍。家計を多いに助けてくれたものでした。

白菜は、畑で様々に姿を変える野菜です。

真冬の畑で白菜を見てみると、外葉が霜にあたって溶けて乾燥して、茶色くこわばり、白菜全体をザラザラの「カラ」のように覆います。縦長のそのシルエットは、さながら小さいお地蔵さんのようにも見えます。
不思議なもので、寒さがまだまだ厳しくても、年が明ける頃になると、なぜか白菜は春が近いことがわかるらしく、茶色い「カラ」を破って、中の葉っぱを、タンポポのように外へ広げようとします。

その力が中から湧いてきた「お地蔵さん」のシルエットは、縦長だったのが、外に向けて開こうとする中の葉の力で、だんだんボールのように丸くかわります。そして、ついにカラを破って中の若葉や花芽が顔を出す- 春の力の「勢い」を何よりも早く感じる、畑の変化です。

ウチの庭の片隅には、昨年秋に畑で抜いた白菜の「間引き菜」を、数株移植してあります。成長不良だったこの白菜たちは、食べられることなく冬を越し、これからは、おいしい「菜の花」を提供してくれます。

白菜の菜の花は、コクがあって、苦味が少なく、菜の花の中では絶品!ですよ。

e0151091_20191042.jpg

by nicecuppatea | 2012-04-03 20:19 | 畑&バスケット | Comments(0)
<< 樹皮の採集 昭和のにおい >>