今年最後の色彩

ぶどうの葉が紅葉する、って知っていましたか?黄色くなるもののほかに、深い紅と紫のあいのこみたいな色になる蔓もあります。先週の週末、車で通りかかった勝沼のここのぶどう畑では半分づつ、黄色と紅紫色になっていました。
e0151091_20253987.jpg

ぶどうの紅紫色は、ぶどうの実だけだと思っていましたが、よくよく見れば勝沼の山一帯で、ぶどう棚が紅葉し、山肌が紅紫に染まっていました。

そういえば、秋口、よくよく見れば桃畑の桃の葉もこんな色に染まっていたっけ。
e0151091_2026442.jpg

行き着けのぶどう園も11月末日で店じまいだと言っていました。ほとんどのぶどう園は10月末に「かいじ」のシーズンが終る頃には店終いをしてしまいますから、ここのお店は遅くまで頑張っていたほう。

いよいよ11月も押し迫ってきた先週末、お店の棚にはぶどうだけでなくて、農家の庭先で採れたらしい柚子や、キウイ、木の上で熟々にうれた柿なども並んで、店頭では焼き芋も焼いていました。

売っているものからも冬の到来が感じられます。ぶどう園のおじさんとおばさんも、お客さんが少なくて会話もゆっくり楽しめます。毎回、行く度に「これ、ピーチちゃんにもあげてね」と、買った量より多いくらいのぶどうをおみやげにもらい続けたシーズン。「えぇ?こんなにもらっては、次に来れなくて困ります」というと、「いいえ、私達も全部食べてもらいたいから、ぜひもらってちょうだい」、と。

丹精込めて育てても、一番いい状態でお客様に食べてもらえるぶどうの量というのは、もしかしたら結構限られているのかもしれないですね。。。

と言っても、頂いたぶどうも少し房の茎部分が茶色く、しおれているだけで実の部分はまったく問題ないのですが。。。

ところで、ことしは百匁柿の裏年らしく、どこの家の庭の木にも百匁柿が不思議なほどになっていませんでした。去年は50個ほどをつるした田舎の庭も、今年はなんと3つしか実がなりませんでした!

不思議ですね、なぜ植えた年もばらばらな柿の木の、表作と裏作の年がどこの家の柿の木でもぴったり合うのか…。

そんな話をぶどう園でしていたら、おじさんが「これ、もっていきな!」と干して10日ほど経つ百匁柿の干し柿を2つ、持ってきてくれました。「いえいえ、そういう意味じゃないんです~!!」と言っても手遅れ。(実際ダンナは食べないし、私も作るのは好きだけど自分では食べないし…)そうしたら、あろうことか「ほーけ、ピーチ、柿好きか?」といって、その超貴重な百匁柿の干し柿二つをピーチにくれてしまいました!

静止する間もありません(笑)家で干し柿を作っている時も、「食べられないように…」と最高レベルのガードの元で守られている百匁の干し柿。それをまる2つもらったピーチは満面の笑みであっという間に平らげたのでした。

もちろん、食物繊維たっぷりで、その日のウ●チはそれはそれは立派なものでした。糖尿病にならなきゃいいけど(笑)

帰りがけには「そんなに柿が好きならば」と袋一杯の甘柿を頂いて。柿の実はこの時期すでに完熟していて、すでにメノウのように透明になりかけています。これで今週のおやつは確保できたね、ピーチ!
e0151091_20265392.jpg

秋は味覚と色彩が両方いっぺんに濃密にやってくる時期、まさに四季のサイクルのクライマックスですね。「春」、「夏~」「秋ッ!」「冬…」、というのが私の四季のイメージ。何かが始まる時期、盛んに活動する時期、実を結ぶ時期、全てが静まる時期。文字にすれば月並みだけど、このリズムは人についても、自然についても、まったく理にかなってるんだなぁ、なんて最近よく考えます。
by nicecuppatea | 2009-12-04 20:27 | おいしい実 | Comments(7)
Commented by burnethill at 2009-12-08 20:30
うーんぶどうの葉の紅葉もきれいですね。私は果樹を植える時、春の芽立ちが美しく、花がきれいで、実がおいしくて、秋の紅葉が見事なものをなどとぜいたく言っているのですが、ブルーベリーやジューンベリーもほんとに春夏秋と楽しめます。特に秋の紅葉をながめると、今年もおいしい実をたくさん有難う、と感慨深いものがありますね。
えっちゃんがうちに来た日には、素敵なコメントを有難うございました。とってもいい子の様です。ピーチちゃんとのご対面楽しみです。
Commented by nicecuppatea at 2009-12-11 20:32
Burnethillさん、確かに!ブルーベリーやジューンベリーは一本で二度おいしいですよね!普段はきれいな色の葉っぱより、食べれる実の方が好きな私も、さすがに甲府盆地の際の山肌を這うブドウ棚がすべて紅紫に染まって見えた時は秋のクライマックスだなぁ、と目をくぎ付けにされました。でもウチでは私同様、Pも、色気より食い気。ラブはそれでなくっちゃね!えっちゃんに会うの、楽しみにしています。
Commented by mika at 2010-01-06 21:07 x
初めまして。私も素敵なかご編み作りに憧れているのですが、ロンドンで習われたのですか?よかったら教室を教えて頂けますか?私は現在ロンドン近郊のEssexにある大学でガーデンデザインを学んでいます。又、教室に行かなくても自分で出来るのでしょうか?材料のWillowは学校の敷地にたくさんあるのですが^^よろしくお願いします。
Commented by nicecuppatea at 2010-01-09 20:20
Mikaさん、はじめまして。お返事遅れてしまってすみません。お立ち寄りありがとうございます^^

私は自分がボランティアをしていたBTCVの開催しているWillow basket weavingコースをマンチェスターで行いましたがCountrysideに足を延ばせば色々なところでやっていると思います。Willowの生産地はSussexが有名ですから、マンチェスターへ行くよりはSouthwestで探したら、コースは豊富にあったかもしれません。。

ざっとWebを見て自分で参加したいなぁ、と思ったのは下記のもの。でも、Willow weaving coursesというキーワードで検索したらお住まいの場所のもっと近くにコースがあるのではと思います。http://www.willowcraftdesigns.co.uk/basket-making-and-willow-weaving-courses-c25.html
【次のコメントに続きます(^^】
Commented by nicecuppatea at 2010-01-09 20:23
Willow weavingはイギリスで連綿と受け継がれてきたCountrysideスキルのようで、Hedgeの選定をした後ででる柳の枝を使い切る術であったようです。非常に従順な枝で何をやろうとしても大抵はつきあってくれますので、初心者でも思った形のバスケットができて、私はやみつきになりました。

ご存じのとおりイギリスのWillowは色々な色の枝があってそれらを組み合わせてとてもカラフルなバスケットもできるだけでなく、Living willowといったように、Willowの挿し木で迷路やDenを屋外で編んで、発根させる、といった創作的なこともでき、とても奥深いものだと思います。

私も、今年仕事の合間を見つけて、さらにコースに参加するため渡英したいともくろんでいます!

Mikaさんにも、お好みのコースが見つかりますように!(^。^)
Commented by MIKA at 2010-01-12 07:06 x
ご丁寧にサイトまで探して頂きありがとうございました。マンチェスターで教えていらしたんですね。凄いですね、素敵なお仕事ですね。選定した枝ということはシーズンは冬でしょうか?赤のミズキ科の枝が今とてもきれいで、これもweavingできそうですよね^^教室探し頑張ります^^先週イギリスは大雪で室内にこもってばかりですので、何か作りたくなります。また遊びにきますね^^
Commented by nicecuppatea at 2010-01-14 22:54
Mikaさん、いえいえー、すみません、「コースを行った」というのは「履修した」という意味なんですよ~(^^;;一度地元ハンプシャーのカントリーフェアで一日だけ、教えることがありましたが、まだまだ、私はStudentです。。。剪定は冬の、普通年明けの木が眠っている時期です。ミズキとはDogwoodですよね?私はイギリスの真っ赤なDogwoodで真っ赤なバスケットをいくつも編みましたよ!ただ、Willowなどより少し硬いので、急な曲げのあるFrame basketなどには向きません。でもあの「赤」は捨てがたいですよね~!グレーの濃い、寒い、Wetなイギリスの冬はこういったクラフトのために用意された季節なのではと思えてしまいます。最近更新もまばらですが、ぜひまたお立ち寄りください!

Happy weaving!
<< 謹賀新年 季節が眠りにつく前に >>