これだけ初夏の様相が強まってくると収穫の時期を迎えるのが、イチゴです。
去年までは下にワラを敷き、鳥に食べられないように上にはネットまで掛けていたのですが、今年は何だかんだとバタバタしていて、何もやらずじまい。それでも赤くなってきてくれました。 残念ながら前日金曜日に大雨が降ったため、泥跳ねが多く、やはり黒く病気になっている部分も毎年よりかなり多いような…。やはり敷きワラは必須だったかな。 多少痛んでいようが虫食いだろうが、このヒトはまったく意に介しません。すでにイチゴ・バイキング状態。 こんな顔されちゃあ、かないません。いいよ、もっと食べて。 イチゴを摘んでいると、2,3分おきに「ちーちー、ちーちー」と鳥の雛の声がします。畑に隣接している庭の、一番高い松の木のてっぺんに、毎年オナガが巣を作るのです。この時期、きっと親鳥がそこでヒナを孵しているのでは。日中、畑にいる間はずーーっとこのペースを保って声が聞こえていましたから、親鳥は文字通り、一日中、餌を運びつづけているのでしょう。いったいどこでそんな虫をとっているのやら。私の畑のヨトウムシも食べてくれないかなぁ。 そういえば、今朝その松の木のかなり上の方までチビ太が登っていたっけ。さすがのハンターも木のてっぺんまでは登り切れず、「獲物」をあきらめたらしい。やれやれ。 それでも、このヒナたちの声が聞こえなくなる頃まで、私たちの「ドキドキ」は続きます。夜中に巣立ち寸前まで育ったヒナを口にくわえて窓から自慢げに家に帰ってきたのを目の当たりにした、あの時の気持はもう味わいたくないからなぁー。 とにかく、植物も、虫も、鳥も、生命力を最大限に発揮する頃ですよね、露地イチゴの季節って。
by nicecuppatea
| 2009-05-12 21:13
| おいしい実
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