<   2014年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧

予期せぬ恐怖、ハロウィン

巷はハロウィンですね~。私の住んでいる田舎~なカンジの界隈でも、会社からの帰り道、仮装をした子供たちがおうちのドアをたたいているのが見えました。

ここ数年で随分浸透したものです。

私がイギリスに留学したのは、10年以上前。9月中旬に渡航し、ようやっと一人暮らしにも、海外生活にもちょっとづつ慣れてきたころ、それはやってきました。

Hall of residenceと呼ばれる学生寮に住んでいた私。週末はイギリス人の学生たちは皆自宅に帰っていて、2階建ての古アパートみたいな寮に、その日の夕方いたのは私だけ。

夕方、古ーい立てつけのドアを、ドンドンドン!ドンドンドン!と叩く音がします。そして子供たちが何やら叫んでいるのです。それは私の耳には、

チュリッカ、チュリー!(trick or treat)

と聞こえました。なんだなんだ…これがハロウィンというやつか。お化けみたいな仮装をしてくる子供たち。でも何よりコワいのは、お化けではなく、英語のわからないオバサンに容赦がない子供たち(爆)

「別にわからなきゃ日本語で対応すればいい」ぐらいの気持ちになってきたのはずっと後の話。

「子供が言う事、わからなかったら、どうしよう…」

「なんでへんな英語話すの?って正直に言われたらどうしよう…」

今考えるとバカバカしいほどの自意識過剰さですが、そんなことが恐怖に感じられて、「いない、いない。この寮には誰もいない…」というつもりで、じーっとして居留守を決め込みました。子供相手に居留守を使うとは(笑)でも当時は、ドアを開けて勝手に中に入ってくるんじゃないか…なんて心配まで本気でしてました(^^;;

英語の勉強を外国でしていて、何が手ごわいって、子供との会話です。発音が通常と違うと通じないし、「なんでそんな風にしゃべるの?」と無邪気に聞いてきますから。まあ、それが真実なわけですが大人はそういうことは「礼儀」として本人にぶつけてきませんからね(笑)。子供は事実を事実のままに伝えてきますから(^^;;;

イギリスで、大学院の同級生の家に泊まりにいって、3歳の娘さんに「お休みの絵本を読んであげてくれる?」と言われたのが今までで一番「きつい~」と感じた英語の「試験」だった気がします(爆)いや、ホントつまらないプライドなんですよね、「絵本読んであげて『わからない』って言われたらどうしよう…」という。それならそれで仕方ないのに。

私にとってハロウィン、というのは「子供の英語がわからない」恐怖を感じた日、として記憶に残っています。

今じゃ、畑でとったかぼちゃを眺めてる程度。もう一度あれぐらい緊張しながら英語ブラッシュアップしないと、どんどん劣化するなぁ。
e0151091_2056883.jpg

by nicecuppatea | 2014-10-31 21:00 | イギリスでのこと(季節) | Comments(2)

バスケットの嫁ぎ先にて

今日の午後、所沢方面に外出する予定があったので、帰り道に再び「ころいち」さんに、最近編み上げたカゴを届けに伺いました。

今日は、仕事も一つの山場ではありましたが、新聞社の古新聞入れみたいな大きな紙袋に入れた大きな手編みのカゴをオフィスに持って出勤した私を不思議に思って眺めていた同僚も多いはず(笑)

開店して3週間の「ころいち」さん、しばらくお店の様子を見ていると、地元の方々が次々と買い物に来るだけでなく、パン屋さんや地元の若い農家さんなど、様々な方が出入りして、文字通り、多くの人が繋がる場所になっているのがわかります。

今日持って行った大きなカゴは、さっそくバターナッツかぼちゃなど、大き目のかぼちゃのディスプレイに。
e0151091_1875441.jpg

ブルーベリーの剪定枝で編んだプレートは、おしゃれなジャムの陳列に使って頂いていました。
e0151091_188124.jpg

気が付けば、けっこうたくさん使って頂いて、自然と木目調のお店になじんでいるような。
e0151091_1882877.jpg

e0151091_1884691.jpg

e0151091_1891849.jpg

作り手が何も考えなくても、絶妙な色合いで出来上がってくれるのが、自然な素材のありがたいところ。野菜やくだものといった自然のモノなら、何を入れても「合わない~(- -;)」というカンジになることはほとんどない気がします。

今週末にかけては、先日山梨の河原で大量にとってきたツルで、大き目のカゴをざっくりと編んでみたいと思います。
by nicecuppatea | 2014-10-30 18:09 | Willow Cottage | Comments(0)

おじさん再び現る

おとといの月曜日、山梨ツアーにでかけ、JA直売所で果物の大人買いをした後、今回も再び河原へ。前回、知らないおじさんがツル採りを手伝ってくれた場所で、再び、葛のツルをとろうと裁ちバサミをもって訪れました。行政のヒトが刈った形跡はなく、太いツルの上にはまだワサワサと葉が茂っていますが、その葉っぱを取り除きながら下にある太いツルを見つけて、引っ張って、切って、丸めて・・・
e0151091_2154146.jpg

すると「どっかでみたおばさんがいるとおもったじゃん(笑)」と前回1か月前に同じ場所でツルを採っていた時に会ったオジサンが再び通りかかりました。きっと毎朝、いろんな人とおしゃべりしに、同じ時間に公園に来るのでしょう。標準語的には随分失礼な物言いですが、そもそも言葉の荒い甲州弁。それに私がオバサンであることは事実(^^;気分を害する気にもなりません(笑)。

おじさんは、もう畑に肥料をまいたこと、最近はアケビのツル採りに山に行くと熊がでるから行かないこと、それでもショウゲンジというキノコ採りにはいく事、このあたりの山でこのあいだ子連れのイノシシを見たことなどを話してくれながら、「ここを全部切れし」と、長いツルのどこを切ったらいいか私に指図し、切れたツルから葉をむしり、私よりずっと手際よくくるくると輪っかに巻いていきます。お蔭で短時間で自分だけでは絶対取れない量のツルが収穫できました。
e0151091_216286.jpg

「ありがとうございました。お蔭でたくさん取れました!」と夫婦で丁寧に御礼をいうとオジサン、自転車を置いてどこかに消えてしまいました。3分ほどすると、ペットボトルのお茶を買って来て我々に「飲めし」と。オジサン、いい人だなぁ。

次に来るときは、オジサンに会うと思ってお菓子でも持ってきますかねー。
by nicecuppatea | 2014-10-29 21:06 | 里と野山 | Comments(0)

寝てはいけない

昨日、山梨へ行く車中、権蔵はクレートではなく、カーブーツにクッションを敷いてスペースを作り、そこに座ることになりました。

前にも書きましたが、権蔵はどーも車が苦手です。クルマを見ると遅れまいと必死に乗り込み、中では、

ぴひょ~り!

と高い声で鳴いたりして落ち着きません。撫でてみたり、ガムをあげてみたりして、さすがにうぉーん、うぉーんと大きな声で鳴くことはなくなりましたが…。

クルマで捨てられたのかな、とか色々考えてしまいますが、ホントのところは何もわかりません。

ひとつわかったのは、とにかく歩いたり、走ったり、遊んだりして、満足して疲れると、帰り道では泣かなくなるってこと(笑)

行きにはあんなにそわそわ、ぴひょ~りと落ち着かなかった権蔵。ぶどう園でぶどうをもらい、公園を散歩して、初めて川にも入った…普段は午前中はヒトが留守だからほとんど寝ている時間なのに。けっこう疲れたんじゃないでしょうか。

帰りの車の中。最近は私も助手席ではなく後ろの席が指定席になりました。権蔵が落ち着かなくなりだしたらなだめたり、しかったり。

権蔵は、といえば、やはりみんなと一緒で、前がみたいらしい。
e0151091_21361856.jpg

眠い、とっても眠い…のだろう・笑
e0151091_21363757.jpg

でも、寝てはいけない、絶対に起きていなければ。。。
e0151091_21372079.jpg

でも…眠い。
e0151091_21373839.jpg

そしてまたハッとして顔が元の位置に戻ります。

大丈夫だよ、寝ても置いていかないから(笑)
by nicecuppatea | 2014-10-28 21:40 | 権蔵日記 | Comments(4)

ふたたびフルーツ王国へ

先月、ブドウ三昧の山梨半日ツアーに行き、ワンズは長散歩とブドウ試食、私はツル採り、だんなはおいしいラーメン、とそれぞれのニーズを満たしたことに気を良くして、第2回を敢行。朝も早くから準備開始して6時台には家をでます。

開店と同時に飛び込んだJAフルーツ山梨では、買い物好きの二人がついつい我を忘れます。スムージー用の地元産リンゴとキウィ、Pと権用の柿、それに干し柿用の甲州名物百匁柿5キロ、どんこ、特別栽培米の玄米など。
e0151091_1927561.jpg

山梨に毎週来ている頃はあまり思わなかったけれど甲州百匁柿って、とてもきれいな木。なんだか普通の柿の木より背が高くなるように見え、百匁(400グラム弱)といわれるほどの縦長の大きな実が秋空にとても映えます。

このへんのJA直売所ではこの重たい柿をキロ単位でネットに入れて売っています。
e0151091_19272976.jpg

これは渋柿で「枯露柿」と言われる干し柿用。これだけ大きいと干しても食べでがある大きさ。それにすっごくこってりと甘いから一つ食べ終わるのも時間がかかります。

昔から枯露柿づくりを手伝うのは好きだったけど干し柿の味は好きではありませんでした。そんな私が干し柿を自分ひとりで作ってみようと思うとは。(なんか、自然な甘さが、料理に生きるのではと)年になったってことかも。

まだまだ頑張っていたブドウ園でも3房買って3房お土産をもらい、ウチの中は果物だらけ。
e0151091_1934756.jpg

幸せだなぁ♪

ツル採りやワンズのことはまた改めて。
by nicecuppatea | 2014-10-27 19:39 | 里と野山 | Comments(2)

全部食べよう

あまり出来の良くないわが畑。それでもお盆過ぎに植えた聖護院大根がわさわさ茂ってきました。

芽が出たばかりの、夏の暑い時期についた「芯食い虫」を一匹づつ手で採った労力が報われましたねー。
e0151091_185714.jpg

ちょっと「葉ボケ」っぽいけど(^^;ホントは根を食べるものは、あまり葉っぱが大きくなりすぎず、根が太った方がいいんですけど、こちらはちょっと葉っぱが元気良すぎるかも。
e0151091_18571815.jpg

でも、毎日人間用のお味噌汁、炒めものに活躍するだけでなくP用の「野菜スープ」などにも活躍するので、できるだけ捨てるところがないように、また霜に当たって枯れる前に保存できるように。今は冷蔵庫は大根の葉っぱだらけ(^^;

畑には、鳥につつかれて畑に散乱した豆のさやから取り出した残りの豆、茎が折れて穂が地面についていた成長不良のタカキビ。畑の横の雑木林で拾ったヤマグリ。
e0151091_1856519.jpg

綺麗にして玄米に炊き込みました。小分けにして冷凍し、来週のお弁当用のゴハンにすることにします。白米好きのダンナは嫌がるけど、私はちょっとおマメみたいな食感がつよい玄米の方が好きです。
e0151091_18562886.jpg

ここのところ、ウチにあるもの、食にもっと活用しようという思いが強くなってきました。ま、周期的なものでもあるんですが(笑)

色々作ったモノが溜まりにたまっている我が家。毎年とりためたタカキビの穂、梅酒にしきれなかった梅でつくった「甘梅味噌」、「いつか使う」と思って生があるのに採って乾かしたレモンバーベナやペパーミントの葉、フェンネルやコリアンダー、山椒の種、無農薬のハッサクの皮でつくったオレンジピール、それにブルーベリーだけじゃなく、花梨、ルバーブ、アンズ、ヤマブドウなど、様々なジャム。作るのが好きで作るだけ作って満足し、ただ溜まっているカンジです。

これからはもうちょっと、ひとつひとつ、大切に「使って」行こうと思います。

午後はゆっくり近所を散歩。小高い丘の上のみかん園はもうカラフルに色づいていました。
e0151091_18573318.jpg

ここの山、ワンズの散歩にはうってつけなのですが、真夏はマダニが多くて、残念ながらなかなかワンズと頻繁に行けません。そろそろ少しならいいかな、と。
e0151091_1922740.jpg

これからの季節は、もっともっと、山里の散歩が楽しめるようになるでしょう。
by nicecuppatea | 2014-10-26 18:59 | 畑の野菜・くだもの&いきもの | Comments(0)

最先端のファッション

私は権蔵がこの家に来るまで、生きた「バセットハウンド」を見たことがありませんでした。

大学生の頃、「ハッシュパピー」という靴のブランドが好きだった友人がいて、その靴のデザインとして絵をみたことがあるだけで「へぇ、特徴的な犬だなあ」と思ったものです。

先日、仕事中に車で都内(それもかなり都会)を通った時、歩道に生まれて初めて権蔵以外のバセットがいたのが見えたのです!

かなり年なのか、全体的に白茶っぽい色合いで、体はどでんと太目で、お腹が地面につきそうで、そして特徴的だったのが、身に着けていたスヌード!これは都会的な犬で、都会的なファッションなのか??

もう、仕事も忘れて歩道に目が釘づけ(笑)

これはやはりウチでもやるしかない!と思ってさっそく発注。ちょっとピンぼけしか撮れなかったけど。
e0151091_21151554.jpg

ごめんね権蔵。笑ったけどべつにバカにしてるわけじゃないからね。
by nicecuppatea | 2014-10-24 21:17 | 権蔵日記 | Comments(0)

かごを彩ってくれるもの

先日来、しこしこカゴを編んでは納品していたのは、今月初め、新所沢にオープンした、地元の野菜を取り扱う小さな直売所、「ころいち」さんのオープンに合わせてディスプレイに使って頂くためでした。ころいちさんは、株式会社Corotさんが運営されている地元野菜などの直売所。ウチのご近所で、大きな古民家の「農家民宿」をやられたり、様々な古民家体験を提供したり、地元の飲食店さんと、野菜などの生産者さんを結びつけるなど、有機的な活動をしていらっしゃいます。

本当にたまたま、この夏の初め、たくさん取れるブルーベリーの行き所に困って、「近くでブルーベリー作っているものですが、そちらでフリーマーケットを主催されることがあると聞きまして、販売機会がないかお伺いしました」と「とびこみ」でメールを差し上げたのが、お付き合いの始まりでした。以降、この夏のベリーの収穫300キロほどのうちの、半分近くを買い取って下さったのではないでしょうか。

Corotさんが買って下さったベリーの「その先」がある、ということは、今月初め、Corotさんがオープンした「ころいち」さんを訪ねた先で、様々な農家さんやパン屋さん、レストランのシェフなどにお会いして初めて実感しました。こんな方々が使って下さっているのだ、と。

こんな「つながり」を提供して下さる素敵な場に、カゴでもご協力したいと思って、せかせかと編んでみたわけです。

まだ、大きいのはできなかったけど、取り急ぎ手元にある小さなbasketをいくつか提供。それぞれ、本職の農家さんや、家庭菜園のオーナーさんが大事に育てた野菜が、カゴを使ってくれています。
e0151091_2282767.jpg

こんなつながりに加われたことも、何かのご縁。ありがたや。
by nicecuppatea | 2014-10-22 22:11 | Willow Cottage | Comments(2)

仕事の合間に

今日は一日、本社からのエグゼクティブの来日などがあり、朝7時過ぎから会社でバタバタ。とりたてて意識はしていなかったけれど、通訳者としては何となく肩に力が入っていたのかもしれません。

朝いちばんの会議に行く前にiPodを充電していこうと思ったんだけど、なぜか、PCにケーブルが最後まで差し込めない…あれ…?と。急いでるのに、イラッ…。

しばらくグイグイ押してみて、どうしても差し込みきれないのでUSBケーブルの先を覗いてみて、クリップの先でつついてみたら…

ケーブルの先っぽにこんな「ムギ」の実がひとつ入っていました(笑)
e0151091_21483048.jpg

その後、肩のチカラがヘラリと抜けて、会議に臨めたのは言うまでもありません。

所詮、私はそんなもん(笑)
by nicecuppatea | 2014-10-21 21:51 | 会社のこと、通訳のこと | Comments(0)

フルーツバスケット

ここのところ、特定のご希望を頂いて作るオーダーメイドのバスケットを作成する機会を多く頂いて、軽ーい緊張感を持ちながら結構バスケット、編んだ気がするのですが、マーケットで展示できるようなバスケットがまだ手元にない…

ってことで、この週末は随分ツルに向かう時間が多くなりました。たくさん、良い素材があれば、編みやすくはなります。面白いのは、バスケットを編めば編むほど、素材としては悪いものを好んで使う…というか、「こんな枯れ枝や枯れヅルでも素材になる!」ということにさらに興味がでてきた、ということでしょうか。もちろん、手持ちの材料が手薄、ってことが何よりの理由なんですけど。

こちら、気づいたら縦芯は本当にありあわせのものばかり(^^;でも気づけば「フルーツ(の枝で作った)バスケット」。
e0151091_19104052.jpg

取っ手はヤマブドウの残りヅルを数本合わせてループに。向かって右上の黄色っぽい縦芯はブルーベリー、太くてゴワゴワに見えるのは葛、白っぽくて太いのは、茹でてケバケバの皮をむいた初登場のキウィのツル。取っ手と輪っかを十字に結ぶ「ゴッズアイ」とその周りはブラックベリーの細ヅルと、ヒメツヅラフジ。こちらも私好みの濃紺の実をつける時期。食べたら渋くて「果物」じゃないけど、ちょっとブドウみたいに見えます。
e0151091_19105653.jpg

あれやこれや、残った短いツルカスも使い切りたくて、同時進行で「残ったツルの長さ」にあうバスケットを作り始めたらここ2,3日でけっこう数が増えました。引っ越し当初「トレーニングルーム(?)」と位置付けてそこに置いた腹筋台も、もはやカゴ置き用の台に。
e0151091_19112732.jpg

でも、今週末は食生活や体の維持についても色々と考える機会がありました。失敗続きのダイエット…なんとなく来週以降、新たな挑戦を始めようかと。(何度目だろう)
by nicecuppatea | 2014-10-19 19:15 | バスケット編み | Comments(2)