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夜のお勤め

田舎に越して以降、自分たちも驚くほど(年齢もあってか)早寝早起きを慣行している我々夫婦は、最近の猛暑も手伝ってピーチの散歩を朝5時、夜の8時半にするのを日課としています。とりわけ夜はまだ昼の暑さが残っているので、できるだけ木のたくさんある公園の暗い道を3人で歩きます。

先日、歩きながらふとコンクリートの足元をみるとなにやらコガネムシ大の物体がもそもそ歩いていました。夜、得体のしれない物体が足元にいるのはあまり気味が良くないけど。

…と思って、よく見るとそれは、7年越し(!)で今、土の中からでてきたばかりのセミの幼虫。これから木に登って羽化して、人生(?)最期の一週間、真夏の空の下を飛び続ける準備ができたんでしょう。

が。はたから見ていてもその動きが危なっかしい。

コンクリートのトラックのすぐ横の土の上を見れば、セミの幼虫が地中からはい出してきた無数の穴が。どれもこれも硬い土の上に開いています。あんな小さな、力の弱い昆虫がよくもまあ、こんな硬い土を掘って地上へでてきたこと…。

やっとこさ地上にでてきたら、今度は夜半の羽化のために近くの木に登らなければいけないはずなのに、傍のコンクリートの道にでてきてしまうものも多いみたい。そこは人の往来の激しい場所。7年間地中で我慢して地上へ這い出る日を目指してきて、出て来たその場でジョギングしている人にふんづけられたら、ちょっと哀しい…。

ということで、その日からピーチの夜の散歩では、目を凝らして地面を見ながらコンクリートの道の上をさ迷っているセミの幼虫を見つけては、それを拾って近くの木の幹に留らせてあげる…そんな作業が毎晩のお勤めとなりました。ま、実は大きなおせっかいかもしれませんけど。

だんなは私以上に暗闇で目を凝らして「落ちセミ」を探し、「助けてあげなよ」と私に言いますが、セミの幼虫は、顔がバルタン星人に似ていて気持ち悪いから自分ではさわれない、と(^^;

ま、それでも「助けてあげないと」と思うのはえらいことだ。おとといは4匹、昨日は2匹。さて、今晩は何匹拾うのか。ま、世間ではこういう人を「おせっかい」というか、「変わり者」って、いいますよね。
by nicecuppatea | 2010-08-15 09:58 | 昆虫&鳥 | Comments(2)

炎天下のバスケット編み

引っ越してから「できるだけモノを少なく」と思っているのになかなかウチが片付かない理由のひとつは、家の中に様々な「材料」が転がっていて、それを使って作るはずのものがまだ完成していないこと。

編みかけのバスケットもそのひとつ。

数週間前の日曜日、平底のバスケットを編み始めましたが、その日は中心を編んだところでタイムアップ。そうなると、その編みかけはそのままの形で、次の週末まで放置。

こういうモノは色々な意味で始末が悪いのです。

まず第一に、無意味にデカい。中心部を格子上に組み、長い編み芯を放射状に広げた状態だから、できあがり作品よりずっと幅広なのです。さながら巨大なアシナガのクモみたいな感じのまま、大量の編みツルと一緒に長らく部屋の隅っこの床を占拠することになります。カチカチに乾燥した編み芯は足に当たれは突っついて痛いし、折れやすいし、ホコリはつくし、掃除機はかけづらいし。

で、先週末、片を付けることに。

一晩バスタブの水に浸けて、軟らかくなったアシナガのクモを連れて、ダンナの日焼けに付き合いに、再び近所の公園へ。行き交う人に見られてるカンジはしますが、そのへんはできるだけ気にせずに。

で、バスケット編みを公園で続行。
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編みツルは、ウチのまわりに植えられているアイビーみたいなのを剪定していた庭師さんに頼んで、剪定クズのツルを長いままとっておいてもらったもの。これで大きめに底を編んでから立ち上げます。
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側面のアクセントには白い銀杏の皮を2,3巻き加え、エッジも同じ皮で巻きました。
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まだ売り物にするにはちょっとつくりが甘いが…(えっ?売り物にするつもりだったのか…!)

でも、ウチに散らかっていた材料(それも植木屋さんが捨てるつもりだった剪定クズ!)がとりあえず別のものとなって生まれ変わったなあ、と考えるとひとり何だか気分が良くなったりして。ただ気温35°の公園での作業が終わった頃にはかる~い熱中症ぎみ。

夫婦揃って、いい加減にしとけや…。
by nicecuppatea | 2010-08-11 19:55 | バスケット編み | Comments(0)