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トマトジャム

トマトジャム
ついにあれほど有り余っていたトマトも終わりを迎えそうです。
一度霜にあたってしまったトマトは、できるだけ先に選って、今年初めての試みですがグリーン・トマトジャムなるものにトライしてみました。ネットで見つけたもので、はたしてどれほど使い勝手が良いか…。
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作り方は簡単。青トマトをざくざくと刻み、それより少し少ない分量のリンゴも同じように刻み、砂糖とレモン汁、ショウガのスライスをいれて煮込めば出来上がり。ざくざく刻むにはトマトの量が多すぎるし小さすぎたので、ここはミキサーにかけてみました。
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またショウガは香りだけじゃもったいないのでちょっとみじん切りにして加えました。果たして味は…。
ん~~。私の「ジャム」の定義からは外れているなぁ(それっておいしくないってことか?!)。チャツネだと思えば良いのかも。やはり日本人にはショウガなどのスパイスが入ると、ジャムっぽく感じなくなってしまうのでしょうか。チーズトーストなどにあわせたらいいかな。 とりあえず、鮮やかなグリーンではなくなってしまったので完成品の写真はパス(^^;

鍋に入りきらないほどあったグリーントマトの中で、霜に当たっていないものは、とりあえず放っておいても腐らないので、バスケットにいれてそのまま放置(^^だんだん赤くなってきました。

まぁ、そんな熟し方をしたトマトなんておいしくはないのだろうけど、無駄にするくらいなら、ペーストにしてカレーにでも使えるし。ちょっと砂糖を加えると結構おいしく使えます。

これで、名実共に今年の夏野菜は終り。来年はもろもろの事情で、東京を引き払い、少し郊外へ居を移して庭仕事もそこですることを考えているので、この畑を今年のように使うことはないでしょう。

そう思ってあまり秋野菜も植えなかったせいか、畑は妙に広く見えます。すでに雑草の勢いもなくなり、あとは霜に当たって悪くなる前に残りの里芋、サツマイモ、ピーナッツを掘りあげよう。

どこに住んでも、そのスペースで、自然の恵みを受けてバスケットなど編みながら、少しでも自分が食べるものを作っていく暮らし方を試していけたらと思っています。
by nicecuppatea | 2009-11-27 20:08 | おいしい実 | Comments(0)

なぞの葉菜

会社の仕事が立て込んでほとんどへたれ込むように土日を迎えていた9、10月。「行くことに意義がある!」ぐらいの感じで週末に山梨まで出かけていっても、土曜日はほとんど寝ていて、畑にでる元気もないほどでした。

「忙しさ」で痩せる人もいるのでしょうが、私は絶対太るタイプ。仕事をしている間は物事が立て込みすぎてお手洗いに行くのも忘れるような時期が続き、その日にすべきことだけはなんとか終えて会社をでると10時過ぎ、家でご飯を食べると11時過ぎ、というような日が続いている中で、「あと寝るだけなんだから食べるの我慢して、明日の朝ごはんにしたら?」という賢明なダンナの意見。しかし、「食べる」という行為にリラックス効果を求めている私の理性には届きませんでした(--;料理する暇もないから、結局だんなが買ってくれた揚げ物惣菜でご飯にしてしまったり。せっかくあまるほど野菜があるのに…。結果、がっつり食べて、酎ハイ飲んで、あとは寝るだけ…というオヤジのような生活が続きました。

そうして忙しくなれば野菜をとる量は減り、冷蔵庫に残る野菜は増え、体重も増える。。。。当然、そのツケは体に現れます。

こんなことはもう何年も考え続けている気がします。そして私は再び(三度?)決心をしました。とにかく野菜だ、野菜を食べよう。時間がかかるなら週末に作ろう。

そしてこの週末は、ありったけの葉っぱ野菜をとれるよう、車に積みきれないほどたくさんとってきました。ルッコラは豆乳鍋で。シーズンで畑の回り中に生えているけれど、そろそろ枯れてしまう季節を迎えているニラは、できる限り刈り取ったら洗って小さく切って干して乾燥ニラに。スープや何ならに、気が付いたらどんどん使います。

そんな中で、なんだかわからないけれど食べている菜っ葉がこれ。
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去年、このあたりには青梗菜と白菜が植えてあったはず。交雑してしまったのか、先祖がえりしたのか、どちらにも似ているけれど、どちらでもない葉っぱです。野菜炒めにして食べてみたら、アクもクセもまったくなく、とても食べやすくて美味。旨みは白菜に似ています。

でも白菜ならもうちょっと葉っぱに毛が生えていて、だんだん丸くなるはず。ところがこの株は丸くならずに、ぐんぐんと大きくなります。どう見てもアブラナ科だけれど、謎の菜っ葉。とりあえず畑に生えてきたもので毒ではないと思うので、謎の植物だけど食べ続けることに(^^

今年、ほとんど構わなかった畑をみてみると、こぼれ種からはえたキャベツが丸くなり始め、大根もそこここに勝手に生えていました。たくましいものです。もう畝もなにもわからないけど、これらを大切に刈り取って、東京で少しでも健全な食生活が送れるよう、もっと使ってみよう。「野良野菜」だけを有効に使って、ダイエットに成功したら、すごいぞ!!
by nicecuppatea | 2009-11-15 17:00 | 畑の野菜・くだもの&いきもの | Comments(2)

たくましいブドウ

東京に住んでいてスーパーを見ていると「果物前線」のようなものがあるみたいです。桃やブドウは、大抵シーズンの早い岡山から始まり、山梨、長野のモノが出て、最後は福島県産のものがならびます。どうもこの三県は、気候が似ているのか、農産物も似ています。現在のスーパーではもうすでに福島のブドウもなくなる時期ですが、山梨の直売所では、まだまだ地元のブドウシーズンが続いています。霜が下りると果実はダメになってしまうモノが多いので、その前に収穫して冷蔵庫で保管しているものも多いようですが。

知り合いのブドウ園の方に伺うと、最近の西洋種は本当に、手をかけているんだなあと思います。まだまだ2-3センチ位の花芽の時にすでに一房にどれくらい実をつけるかを考えて房の形をととのえ、「これくらいの大きさの房に育つはず」と考えて袋がけをするのだとか。その上に傘をかけることもあるとかで、本当に手をかけることで付加価値をあげている果物なんだなあと思います。これらのブドウは人の手をかけないと、今お店でみているブドウとは似ても似つかない形になるのでしょう。

ひるがえって、こちら。うちの畑の傍にある放置ブドウ畑。種類は甲州です。
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驚いたことに、放置されたブドウも販売されているものとほぼ同じ形。甲州は房ができたときにてっぺんの実を摘む作業をしなくともよい、唯一の種類なのだとか。放置されても枯れずにたくましく実をつけつづけるこの植物のたくましさに感じ入ります。

以前にも「昔からあるブドウは、最近の皮ごと食べれる大房の西洋種のぶどうと比べて人気がなくなっているらしい」と書きました。ただ、昨今のワインブームで再び甲州種の需要が伸びてきているのだとか。なんとなくうれしい話です。とはいっても、やっぱり大きな種無しロザリオとか、食べちゃうんだよなぁ。。。
by nicecuppatea | 2009-11-10 21:50 | おいしい実 | Comments(2)

トマト終了

先週はどうやら山梨にも初霜が降りたらしく、土曜日の朝、畑をみると一気に茶色くなってました。

季節が終った野菜を引き抜かないでそのままにしておくこの畑では、夏野菜たちは秋が深まるごとに順々に寿命を終えていきます。ナス、しし唐、ピーマンはまだ頑張っていますが、初霜にあたって一夜で茶色くなってしまったのがトマト達。まだまだ緑色の実を鈴なりにつけていましたが、例年トマト達の一生はこうして初霜の夜に突然終ります。

緑色のトマトの実が霜にあたるとヒスイのような深緑色になります。その時は綺麗なんですが、その後そのままにしておくと、生気を失って終いにはやわらかくなり、腐ってしまいます。
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再来週末、畑に戻ってくる頃にはもうかなり寒くなっているはず。せめてまだ草の陰とかにあって霜にあたっていないグリーンのトマトも今回全て収穫してしまおう…。割れたトマトも別のザルに分けてすべて収穫。こちらは今日中にソースに。ということで時間をかけて畑中のトマト刈りとなりました。
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毎年この大量にとれるグリーンのトマトを何とか有効に利用できないかと頭を悩ませています。昔、「フライド・グリーン・トマト」っていうアメリカの映画がありましたっけ。そこに出てくるトマトは肉厚の大きなグリーントマトをフライパンで焼いたものでした。ウチのは種がたくさん入ったミニトマト。毎年ピクルスにしてみたり、チャツネにしてみたり、色々試して伊いますが何分量があって(^^;いったい、こんなに大量のグリーントマト、どうするつもりなんだぁ、私!用途がないなら採らなきゃいいのに、これがまた性分で、もったいなくって後先考えずに収穫してしまうのです…。
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せっかくなった実、最後まで使い切りたいものです。グリーンのトマトと共に集めたカボチャの未熟果はズッキーニみたいに切ってスパゲティの具に、実が付いたばかりの小さなしし唐はそのままごま油としょうゆとカツオ節で炒ってお弁当のおかずに。田舎では季節が終る頃になると、グリーンどころか赤く熟したトマトも、大きなナスも、真っ赤な唐辛子も、収穫されることなく土の上に落ちていたり、枝についたまま抜かれていたりします。都会の人間の方が変なところで貧乏性なんでしょうかね?

どなたか未熟なトマトの利用法をご存知の方がいらしたらぜひ教えて下さい(^^
by nicecuppatea | 2009-11-09 21:31 | 野菜&実の加工 | Comments(2)

ブラックベリーの喜び(2)

昨日に引き続き、ブラックベリーの話を。

ブラックベリーをどうやって楽しむか、初めて教えてくれたのはMr. Watchという、私が初めてイギリスへ行った時にホームステイをさせてくれた家のおじいさんでした。もう17~8年ほど前のことになるでしょうか。長いこと日本人留学生をたくさん面倒みてきた夫妻は、皆から「パパ」「ママ」と呼ばれずっと慕われていました。私のモノの考え方や見方にもものすごく影響をくれた老夫婦のお話はまた後日に譲ることとして。

陸軍のパラシュート部隊を第二次世界大戦後に除隊した後はシェフだったというパパのパイは、私にとって今までこの世で食べた全ての食べ物の中で、一番おいしい物のベスト3に間違いなく入ります。

ちなみに、イギリス料理はよく酷評されますが、彼らが「プディング」と呼ぶデザートには本当に幸せな気分になるおいしいものがたくさんある、と個人的には思います。ラズベリーのトライフル、ビクトリア・スポンジ、フラップジャック、ルバーブとジンジャーのクランブルなどなど。その中でもアップルとブラックベリーのパイは(私的に)その最高峰と信じています。
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               From Dilia Online

「ブラックベリーだけを使うと香りが強すぎるから、必ずリンゴと混ぜて使うんだよ」とパパはよく言っていました。ブラムリー(Bramley)と呼ばれるジャガイモみたいに大きくてごつごつした緑色の「クッキングアップル」。酸味は紅玉の比ではありません。甘みはほとんどなく、調理用に使われるもので、火を通すとぐずぐずに崩れるのでソースなどにぴったりです。これとブラックベリーとたっぷりの砂糖を入れて、リンゴが崩れるまで火を通したら、それを丸いパイ皿の上に敷き詰めたパイ皮の上に広げ、さらにパイ側で蓋をして空気抜きの穴をフォークで開けてオーブンで金色になるまで焼きます。頂く時は大きめに切り分けて熱々で緩めで甘さ控えめのカスタードクリームか、バニラアイスをたっぷり沿えて。意識がとろけていくようなそのおいしさは、そのパイ食べたさだけで私を何度もイギリスまで往復させました。

私が3年間を過ごしたイギリスを去ったのは9.11事件の1週間後。ちょうどブラックベリーが実りだすころでした。

帰国の2、3日前、どうしても最後のベリーが摘みたくて、用途も考えず一人で近くのヘッジへ。遠い国で起きている悲劇がまるで想像もできないほど穏やかな昼さがり。ひたすら摘み続けザルに2杯も摘みました。パパにザル1杯をあげて、あと1杯は帰国の2日前に自分用にジャムに煮ました。荷造りでおおわらわな中で普通の人がやることではないでしょうが、私としてはイギリスにいる間にどうしてもやるべき作業だったのです(^^少しでもカントリーサイドの香りを日本でも感じ続けたいと思ったから。

帰国の時は、9.11事件のお陰で空港のセキュリティが厳しく、手荷物も制限されました。やむなく多くの荷物を別送品にすることになり、空港で急いで荷物を仕分けて半分ほどの荷物を別送扱いにし、その中にできたてジャムのビンを誤って入れてしまったことにも気づきませんでした。

帰国してかなり経ってから税関から電話がありました。「あなた、ワインを荷物にはさんで送りませんでしたか?」「いいえ」ワインなど買うお金もなかったですから。「でも荷物の中でワインが割れて色が外まで染み出てきていますよ」「…?」「とにかく割れていると思いますから」家に届いた荷物を解いてみると、急いで火を通したブラックベリーをビンに詰めたものが、輸送中に発酵して中の液体が噴出したようです。ワイン色にそまった家具と洋服の間から水分がすべて噴出して萎びたベリーだけが残ったジャムのビンが現れました。

結局、あれほど苦心して持ち帰ったブラックベリージャムは私の口に入ることはありませんでした(^^

でも、ブラックベリーにまつわる思い出やおいしさの記憶は、あせることなく、わたしの味覚にしっかり残っています。
by nicecuppatea | 2009-11-06 20:08 | おいしい実 | Comments(2)

ブラックベリーの喜び

ばたばたと慌しく、生活を丁寧に味わう間もなく流れている…と感じている時に、またまた心の底から元気になるような小包を頂きました。

開けてみるとそこにはお手製のマフィンと冷凍のブラックベリーが!再びバーネットヒルさんから、暖かい差し入れを頂いたのでした。。。
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ピーチともども夫婦で一方ならぬお世話になっているゲストハウスで、毎年秋の特別な日にお邪魔していたのですが、今年は処々の事情でそれもならず。

そんな状況がさらに日常をせわしなく感じさせていたのかもしれません。あぁ今年も栗拾いの季節がやってきたなぁと思い、その季節と思い出すのでした。

ブラックベリーはエルダーとともに、私のイギリスでの生活や思い出に深く深く根付いています。

ブラックベリーのなる植物はブランブルと呼ばれ、大抵は旺盛に茂るトゲの生えたツルで、初夏には一晩で数センチも延びるのだと聞きました。そのツルは地に付いたところから根を出し、根は地下茎で旺盛に育ちます。

その旺盛な生育から、イギリス人で庭いじりに熱心な人は大抵ブランブルをどうコントロールするかに頭を悩ませていたようでした。「引っ越した先の家で新しく庭に芝生を敷いたんだけど、その下にあるブランブルの根をとりそびれてしまった」なんていったら、庭仕事最大の悲劇。また、牧場を歩いていてウサギの穴の上にブランブルが茂っていてわからず転んでしまった・・・その回りにはネトル(イラクサ)と呼ばれる、触るとひりひりする草がびっしり生えていた、なんていうと「惨めな経験」の見本のようなもの。

…っと言う感じで、ブランブルはその成長の強さやトゲのついたツルから、旺盛に茂る厄介な植物の代表のような、どれだけ切っても、どれだけ抜いても絶対に日常生活からなくならないもの、とイギリス人が信じているもののように見えました。

でももしブラックベリーが世の中からなくなったら、それはそれは嘆くだろうなぁ。というのもこんなに食生活に馴染んだ、誰もが摘み取れるフルーツはないから。自然保護地区の入り口の立て看板にもよく書いてありましたっけ。

「この保護地区の植物を、ブラックベリー以外は取る事を禁止する」って。

これだけどこにでも生えていたブラックベリー、実は食べるものとなるとけっこう吟味が必要でした。というのもブラックベリーには交雑が多く、場所場所ですこーしづつ実のクオリティが違うのです。まぁ、育った場所や日あたりにもよるのかもしれません。ウチの近所の銀杏だって大きい実がなる木とそうでない木があるし(笑)

大きく、瑞々しく、甘い株を見つけたら、そこの実が熟すのを待って取りに行きます。かなりの確立で、鳥やリス達に食べられてしまっている事も多かったのですが。3つ摘むうち1つを口に放り込みながら、手を真っ黒に染めて摘んだブラックベリー。

イギリスではあんなに旺盛に茂っていたのに、環境保全地区で作業をする時はいつも刈り込みに苦労する厄介者だったのに、その頃を懐かしがって日本に帰国して、小さい苗木を購入して植えてみたら、夏が近づいてもほとんど成長しません。どの世界でも弱々しく見えるものは大事にしたくなるもの。一生懸命大切にしましたが、真夏にイネ科の雑草に埋もれて力なく枯れてしまいました…。やはりここの気候でうまく育つ植物ではなかった、ということでしょう。

頂いた袋一杯の大粒ブラックベリーを見ると、この実がとれた木は元気だったのだろうなとすぐわかります。八ヶ岳山ろくの気候も、空気も、植生もなんだかとてもイギリスに似ているような。

イギリスで作ってもらったパイほどおいしいものが自分でできるかわからないけれど、週末はリンゴとブラックベリーのパイをつくってみよう。

心のこもった季節の贈り物に、心から、ありがとう。
by nicecuppatea | 2009-11-06 08:10 | おいしい実 | Comments(2)

編むということ

今、会社でやっている仕事は、私の好きな仕事です。私にとって「通訳」は、人並み以上に長いこと学校の進級に時間がかかり、ようやっとお金を頂けるようになったスキル。まだまだですが、先週も社内外の人を集めた会議で、ホテルのバンケットにしつらえられた同時通訳ブースに入る時、張りつめた気持ちの中で、一瞬だけですが「そういえばこういう仕事することを夢見てずっと勉強していんだよなぁ」と思い出しました。やれ忙しいだの何だの言わずに、こういう気持ちをできるだけいつも近くに感じていることが、楽しく、長く、上達しながら仕事を続けていくのに大事なことなのでしょう。

普通、会議の通訳をする時に通訳者は「通訳の準備」に集中するものですが、昨今は私のいる環境部署に海外を交えた会議や訪問者が増えてきました。そういう時は当日の通訳だけでなく事前の内容づくりも行い、その会議の参加者にもなります。内容に吟味を重ねて資料を作って、通訳をする当日には疲れて「出がらし」のようになっていることも(^^とはいえ、神経が一点に集中するような仕事がやらせてもらえるのは大変幸運なこと。

ただ次へ進み続けるには、一点に集中して張りつめた神経を何かの方法で、ぼわーんと拡散し緩めなければ、そのうち伸縮しなくなってしまうでしょう。

バスケット編みはそんな時に最適!何も考えないでひたすらツルを上、下、上、下と這わせたり、編みヅルがポキリと音を立てて折れないように、ゆーっくり時間をかけながら繊維をよじり、枠の周りに巻いていったり。

先週末、山梨からの帰り際にフジ棚から伸びたツルをひと巻きふた巻きとってきました。それを今週、熱湯につけて皮をはぎ、特徴のない、小さなバスケットを編みました。出来はともかく、神経がゆっくりと緩んでいく作業は気持ちの良いものでした。

出来上がったバスケットにはムラサキシキブとヘクソカズラの紫色と金色の実を。
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同じ時期に実る実は、一緒にすると色が合うような気がします。たった4つだけなった山梨の庭のリンゴ「アルプス乙女」も一緒に、窓のないオフィスの、机の上にでも飾ろうか。
by nicecuppatea | 2009-11-02 21:16 | バスケット編み | Comments(0)

秋散歩

前にアップしたのが10月の最初。今年の10月はまるで息をするのも忘れるような感じで時が過ぎて行きました。。。。

先月あたまに、ピーチの乳腺に1年も前からあったしこりを取り除きました。定期的にかかりつけの獣医さんに見せていて「急を要するものではないと思いますよ。それより暑かったり、乳腺の活動が活発な時期に切ることのマイナス面も考えた方がいいでしょう」といわれていたものですが、切ってみたら「良いモノではありませんでした。すぐに大学病院を紹介します。」

飼い主として、後悔してもしきれないものを感じます。特にウチのは避妊をしていないので、できるだけいつも細かく体を触って、異常があればできるだけ早く気付いてやろう、と思っていました。そして1年も前からそのしこりに気付いていたのに、正しい処置をしてやれなかったのです。獣医さんにうんぬんというよりは、なぜ「セカンドオピニオン」を求めなかったのだろう、と。。。。すぐに大学病院で検査をしましたが、幸い転移などは今のところは、見つかりませんでした。ただ、これから治療のオプションがいくつか提示されれば、飼い主として今度は積極的な治療法を選ぶ方がいいかな…と今は考えています。もちろんこれからお医者さんと話をして決めることになりますが。

今となってはもう前を見るしかないですね。以降ダンナとは「とにかく一緒の時間を大切にしよう」と。ついついオヤツの量も増えがち…ピーチ自身の体調は極めて良好、食欲は前にもまして旺盛。オヤツを差し出せばいつものごとく無尽蔵に食べまくり(^^;彼女としては「どうしたの?最近待遇いいじゃない?」と思っているかもしれません。まぁ、オヤツが増えたといっても柿やトマトやカボチャのようなものばかりだけど。

私自身はここ2,3週間、毎日11時近くにダンナが作ってくれたり買ってくれた夕飯を食べて、酎ハイ飲んでそのまま寝る、というオヤジのような生活が続いています。先週畑から採ってきたトマトは会社の同僚に配ったものの、家にある分を料理もせず、だんだん古くなっていくばかり。せめて週末は日常生活で、でぼこぼこと空いた隙間を埋めるべく家に留まって料理や掃除やピーチとの散歩をしながら時間をじっくりかみしめよう、と東京にとどまることにしました。

久しぶりの東京散歩。歩いてみると久しぶりにピーチの幼馴染の、レトリーバーを飼っている2家族に会いました。仔犬のころにみな同じくらいの年頃でコロコロと固まって遊んだ仔たち。今はどちらもピーチと同じ7歳くらいで、二頭ともやはり悪性腫瘍をとったばかりでした。レトリーバーは悪性腫瘍が多いといわれているようですが、遊ぶのも一緒なら病気になる頃も一緒、みんなそろってそんな年になったんだなぁ、と変に実感。

ちまたは11月なのに暑いほど。でも街は木の葉がすでに赤や黄色のカラフルさを添えていて、それを見るともう秋もずいぶん深まったんだと気付きます。そんな秋の色を大好きな「実」で集めてみました。

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by nicecuppatea | 2009-11-01 18:15 | ピーチ | Comments(0)