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都会の素材でバスケット

先日参加したフォーラム会場から会社への帰り、最寄の地下鉄駅から歩いて5分のところに、こんなにステキな川原があります。
e0151091_20113773.jpg東京の真ん中で働いている、と思っていましたが、かなり都心からは外れていると改めて実感(^^でも、昼休みでも広い青空を堪能できる環境はステキー。(きっと同じ会社の同じ事務所でそんなことを考えている人はほとんどいないだろうけど・・・)

かご編み好きの私にとって、「川原」といえば、「柳さがし」です。柳は日本の昔話の中で井戸傍に生えていることが多い(だからお化けといっしょに描写されたりもする)ことからもわかるように、水気の多いところを好む植物です。井戸端の「シダレヤナギ」ばかりがヤナギではありません。ネコヤナギのように枝が上を向いて生えている、普通の木っぽいヤナギの木がけっこういろいろあるのです。そんな木を探して土手を見渡すと、すぐに発見!
e0151091_20134796.jpg川辺は決して汚れているわけではなく、芝刈りや葦の刈り込みなども行き届いてはいましたが、土手はきれいにメンテナンスされているわけではなく、そのヤナギの木は半分倒れたようになって生えていました。枝をちょっと頂く私にとってはそのほうが好都合。

かつてイギリスでヤナギを使ったバスケット編みを習ったことがあります。イギリスはカゴ編み用のヤナギの栽培が盛んで、南部のサセックス州などではWillow bedと言われる一面のヤナギ畑もあります。そういうところでは毎年根元からその年に延びたまっすぐで節のない枝を切ることで、伝統的なヤナギのバスケット編みの素材とし、また来年も同じようなまっすぐなヤナギの枝を収穫することができます。ヤナギの種類によって色も黄色、グリーン、紫っぽいもの・・・、とそれはそれは豊富です。

見つけたヤナギの木は斜めに生えていて、虫食いも多く、太く長い枝はなかったので、細長く節がない枝の先っぽ部分だけちょっぴり頂きました。ちょっぴりだったので、それで小さなバスケットを作ってみることに。先日本のチラシで見つけた繊細なつくりのバスケットのイメージがまだ頭にあったので、できるだけ細かく、丁寧に仕上げてみよう、と集中して作ってみました・・・。翌日も、お昼休みに会社の同僚と紅葉を見ながら近所の公園でお弁当を食べ、その後おもむろにバッグから編みかけのヤナギの枝をとりだしたら、さすがに驚かれた(^^

で、できあがったのが、これ・・・・。
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茶色のところはフジの実の葉柄を使いました。うーん、今一歩。これ以上きれいに作りたいなら、やっぱりもっと材料を水につけるなり、枠をしっかりつくらないと、だめですね。
by nicecuppatea | 2008-10-31 20:16 | バスケット編み | Comments(0)

本の表紙を見て考えたこと

昨日、仕事で国際フォーラムを聞きに行ったのですが、その帰りに会場の国連大学のエスカレーター脇にあった本のチラシが目に留まりました。

別に「本」に興味があったわけではなくそのチラシの絵柄が、それはそれは魅力的に編まれたバスケットだったからです(^^
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本のタイトルはThe Politics of Participation in Sustainable Development Governance。「持続可能な発展を可能にする(地域の)「参加型」ガバナンスの政策について」、ってな感じでしょうか。いかにも国連っぽいです。

本を読んでいないので細かいことはわかりませんが、こういう「開発学」の教科書みたいな本は、イギリスで勉強している時よく本屋で見かけたものです。開発途上国といわれる場所などの、地域の人が参画した「持続可能な発展」を目指す政策をどうやってつくるか、というようなことがきっと書いてあるのでしょう。

本の中身はとにかく、私が興味があったのはそういう本の(おそらく)表紙のデザインが「バスケット」だったこと。私には妙にしっくりきてしまいました。

きっと、バスケットを編むっていう技術は、おそらく昔からあるだけじゃなくて、人が最も「持ち続ける」技術のひとつでもあるんだろうなぁと実感させられたからです。日本からエキゾチックな場所に旅行に行くと、お土産でよく見るもののひとつが「伝統工芸の手法でつくったカゴ」。フェアトレード商品、として売られているものの中にも「XX国の女性の編んだバスケット」というような商品を見かけます。どれもこれも伝統的な技術と素材をつかった繊細で独特な、美しいものばかり。

ある意味「持続可能な発展」に繋がる人の持つスキルのシンボル、ってことで表紙に写真が載っていたんでしょうかね。私のスキルでは鳥の巣にも及ばないものしかできないけれど・・・確かに「編む」という作業を日常いつも身近なものにしておきたいなぁと感じるのです。
by nicecuppatea | 2008-10-30 07:17 | バスケット編み | Comments(2)

野菜の消費に追われ…

今年の夏には聖護院大根やふつうの大根をそれぞれひと畝づつまきました。このあたりでは聖護院大根は「旧盆までにまけ」と言われたので8月の暑い日々にまいたのです。毎週毎週、間引きをしていますが、間引き大根自体が週を追って大きくなります(^^種のまきすぎだったかなぁ。今週の間引き大根はこんな感じ・・・。
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畑のあぜに何十年も前に祖母が植えていたニラはすでに雑草化・・・でも国産無農薬で滋養豊なニラなので、せっせと刈り取って東京に持って帰ります。花のついた茎は乾燥してワラのようにバスケットづくりの素材にします。
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by nicecuppatea | 2008-10-28 20:32 | 野菜&実の加工 | Comments(0)

ピンクのバスケット、再び

先週の週末に、畑に生えていたきれいなピンクの枝をつかったバスケットを作ろうとしたけれど、どうしても茶色っぽい「鳥の巣」以上のものはできなかったので、再度挑戦。

最終的には、きれいなピンク色を際立たせるには芯のフジづるが太すぎて、編みづると芯のバランスがとれないと判断。フジの残りづると、サヤのぶらさがっている茎をつかって茶色のバスケットにしてワンポイントでピンクを入れるに留まりました・・・。このピンクの枝も枯れると色が褪せてしまうので、今年のピンクバスケットの挑戦はこれで終了。後は近所の桃畑で冬の選定が終わったら、桃のピンクの枝でバスケット作ってみようかなぁ。

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畑でつくっている和綿がふわふわの綿をつけています。大きく割れた実から摘み取って匂いをかぐと、植物なのに日なたで寝ている猫のおなかの匂いがします。不思議!



先週、みつけたキジバトの巣で2個の卵から2羽の雛がかえっているのを発見。ごめんなさい、また覗いてしましました・・・。
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by nicecuppatea | 2008-10-27 19:36 | 畑&バスケット | Comments(0)

引き続きトマト三昧

畑がだいぶ茶色っぽくなってきました。あれほど勢い旺盛だったエノコロ草もスベリヒユももうでてきません。季節が終わったんだな~。

それでも畑のトマトたちはまだ頑張ってます(^^

ところで、最近のホームセンターで売られているトマト苗の種類の増加には目を見張るものがあります。フルーツトマトという、果物以上に甘いミニトマトの種類が出てきたと思ったのが数年前。今では、初夏になるとホームセンターの入り口には、赤、黄色、オレンジ、なかには黒っぽいものまで、形もサイズも用途も様々な色とりどりの実(がなるはず)のトマト苗が所せましと並びます。

でも私はなんだか、「去年の種から生えてくる」、という、畑の中で種が毎年巡り巡って芽を出す、という感じが好きで、珍しいトマト苗に魅力を感じながらも買っていません。(けっこう高いし・・・。)去年まで育てていたのは、ミニトマト、スタビスという名の中玉トマト、サンマルツァーノというイタリアの料理用品種、あと黄色い中玉トマトで、それぞれエアルーム種といわれる、種とりをして毎年つくれるものでした。5月には畑のあちこちからトマトの芽がでだすので、それを大事に堀あげて、今年の「トマトの畑」の場所へ植え直します。こぼれ種からでた芽は、寒いひと冬を越した、強い種だからきっと大きく育つだろう・・・と勝手に信じていますが、実がなってみないとどんなトマトの苗なのかわからないのがミソ。。。今年はミニトマトと黄色い中玉だけしか生えてきませんでした…。

そんなわけでご近所の畑より一か月くらいスタートが遅れたわが畑のトマトですが、まだまだ実がつきます。e0151091_6232329.jpgただ季節が終わりに近づくにつれ、実を食い荒らす虫(オオタバコガの幼虫?)も増えてきました。

こうして食い荒らされた穴あきトマト、水分過多で裂果したトマトを、傷のないトマトと分けて収穫。

日曜日の夕方、もう5時近くて薄暗くなってきた中、東京に帰る前にできるだけのトマトをつみます。全部採りきれてないけれど、もうそろそろ日没時間切れ・・・。

e0151091_647657.jpg山梨を車で出て東京の自宅に向かうのは夜の9時過ぎ。こちらにいるうちにキズものトマトはソースにしてしまわないと、月曜日からはまたそんなスローな生活はできなくなります。


傷のところをとって大量のミニトマトをにんにくと一緒に火にかけます。
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こんなことを毎週日曜日の夕方、かれこれ3週間くらいしています。明日からは会社に持っていくお弁当はナポリタン、トマト入り卵焼き・・・とトマト三昧(?)の日々が続きます。強迫観念、ともいいますね。
by nicecuppatea | 2008-10-27 07:00 | 野菜&実の加工 | Comments(0)

先週末の畑仕事

山梨の気候は、100キロちょっとの距離とは思えないくらい東京と違は違います。朝晩はもう長袖にフリース・・・だけど日中の日差しはまだ強く、夏の面影もあるほどです。そんな中で、園芸書なら「早くに処分して秋・冬野菜にそなえる」と書いてあるような、夏野菜のミニトマトやしし唐が、まだウチの畑では頑張っています。
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私は例年、この「夏野菜の引き抜き処分」、ができません…。初霜に当たって全部が突然一晩で枯れてしまうその日まで、とりあえず畑で実を付け続けてもらいます。 そして頑張ってくれているこれらの野菜の実は、全て大切に使わせてもらっています・・・。「おいしくない!」なんて言わないで(^^

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もう枯れだしたししとうの、しわしわになって赤くなった実も、野菜炒めの彩りに入れます。


ポプラの木の上でキジバトが卵を抱き始めました。ごめんなさい、ちょっと失礼して。

結構巣の編み方は荒いみたいですが。 (「余計なお世話!」byキジバト)素人考えだけど、こんな時期に卵抱いてて寒くなる前に雛は大きくなるのかなぁ。
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by nicecuppatea | 2008-10-23 20:41 | 畑の野菜・くだもの&いきもの | Comments(0)

ブログを開設しました

私は「実」が好きです、とくに食べられる「実」が(^^
そして畑であれ、生垣・野山であれ、その実をはぐくむ周りの環境も好きなのです。

畑の草をむしって野菜を育てたり、野山で「実」を穫ったり、そこらに生えている蔓でバスケットを編んだり。 無心になってこんな作業をしながら四季の空気の匂いを感じている時間は、濃密です。

平日は東京で会社員しながら「効率」を追い求め、週末は山梨県内の畑で葉っぱをめくっては毛虫を探したり、 かごを編んだり、ひたすら「非効率」なことを好む私のダブルスタンダードな日々から、スローな話を書き綴ってみることにしました。

野菜作りも、かご作りも、一番の技術でも、一番の素材でもないかもしれません。ただ、そこにあるものが無駄にならず、 循環して他のものが生み出されることを楽しんでいます。よろしければお付き合いを。

今年もわがキッチンガーデンでは、また「白菜」を植えるのが遅れてしまいました…。夏休み、暑い盛りに種を植えたら乾燥しすぎて殆ど芽が出なかったので 2週間後に撒き直したらまだ、数枚しか葉っぱがありません。隣家の「プロ畑」と比較すると成長の速度的に最近、どんどん引き離されている感じです(笑)
まぁ、肥料もやらないのに、頑張って育ってくれていることに感謝すべきでしょう。

不織布で覆って、それでもなんとか大きくなっている苗が殆どなのに、植えたときと変わらない、むしろ小さくなっている苗を発見。e0151091_2217039.jpg
土が固くて根が伸びないからかな、と葉っぱをめくってみたら・・・。

葉っぱが出るスピードよりこの芋虫くんが食べるスピードのほうが速かったようで。


畑に毎年生えるピンクのほうきのような植物があります。
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名前は知らないけれど、東京の花屋で鉢に入って売っているのを見たことがあります。
あまりきれいなのでちょっと頂いてバスケットにしてみました・・・


芯は庭の藤づる、中心には畑のニラの花の茎を使いました。
思ったより茶色くなっちゃって、ちょっと鳥の巣のよう。。。
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こんどはもう少し葉っぱをおとしてドピンクのバスケットを作ってみよう。
by nicecuppatea | 2008-10-22 22:34 | 畑&バスケット | Comments(0)