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スプリントバスケット

バスケットを編む素材は、およそなんでも使える気がします。

枝、ツル、葉っぱ、葉っぱの柄など。公園や林の中でおもしろそうなものを見つけると、まず手で曲げてみます。強いものも弱いものも、大きさや形によって「こんなバスケットなら使える」と考えるのが、また面白いもの。

今は、「樹皮」が楽しい。「スプリント」という、木の繊維を縦に裂いたものを使って編むバスケットがありますが、それと同じようにして木の皮もバスケット編みに使えます。

昨年の冬に、家の周りのイチョウの木を剪定していた庭師さんから、その年に伸びたまっすぐの枝、「徒長枝」をとっておいてもらい、家庭菜園に植えるトマトの支柱用に頂きました。ただ、表皮はなんだか爬虫類のようで、なんとなくもう一工夫ほしくて、表皮をむいてみました。

ゴワゴワの表皮の下の枝は、流木のようになめらかで、つややかな肌色で。むいた樹皮の裏側は真っ白でとてもしっかりしていました。

フレームに使ったヤナギは黒に近い茶色。そこに白っぽい樹皮を編みこんでいくと結構色のコントラストもでました。樹皮は湿っているうちは柔らかくて編みやすいけれど、乾くと木のように硬くなり、思ったよりもしっかりしたバスケットになりました。
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今年も、庭木の剪定の時期になったら、庭師さんを追いかけて、いろいろな樹木の樹皮でためしてみようと思っています。
by nicecuppatea | 2011-11-27 22:34 | Willow Cottage | Comments(0)

コットンボール

ここ数年、「和棉」を細々と育て続けています。

きっかけは数年前に訪れた「エコプロダクツ展」でした。キュプラという、綿花のタネのまわりにある短い「コットンリンター」なるもので作ったエコな繊維の紹介ブースを訪れたことでした。そのブースで「あなたもコットンを育ててみませんか」とタネを配っていたのをもらってきたのです。

家に帰ってきて、色々調べてみると、流通している綿花はほとんど輸入品、しかも普通に綿花を栽培すると、畑で育つ他のもの、つまり野菜と比べて、一説には約10倍の農薬を使うものらしい。

漠としたイメージしかわきませんでしたが、それを知って何となく、じゃあ、せっかく育てるのならば今は殆ど栽培されてないという和棉を、無農薬で育ててみよう、と思ったのです。

で、もらってきたばかりのタネを捨て(タネに罪はないのですが…)、和棉の普及に力を注いでいらっしゃる方から在来種「大島」のタネを分けて頂き、以来、毎年少しずつ育てています。

育ててみて初めてわかったことがいくつかあります。

まず、かわいい!

黄色いシフォンのような花が終わると、先のとがったイチゴ大の緑の実が付き、しばらくするとそれがパカッと割れて中から真っ白でほわほわの綿が顔をだします。どうも植物ではなく、どこか仔犬、仔猫などに通じる「生まれたての毛玉」的なかわいらしさ、というか。

で、かわいいから、と後先の計画なくたくさん育ててしまうと、その加工に頭を抱えることになります。それほど、綿の加工とは手が掛かる、ってことも初めて知りました。綿の中のタネをむしり取り、繊維をならして、糸をよる。それはそれは、気の遠くなるような作業なのだ、と。

で、今年は、手間をかけて糸をよるより、たくさんの人に、棉花のかわいらしち「毛玉感」を味わってもらおうと、枝に付けたまま、小さいブーケ風にまとめてみました。
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見て、愛でてから、それでほっぺたを付けて感触を楽しむ…、用途はそんなところでしょうか。有機無農薬栽培の和棉にしては、あまり付加価値のない使い方ではありますが^^;
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by nicecuppatea | 2011-11-15 22:10 | Willow Cottage | Comments(0)

素材あつめ

バスケットを編むというと、市販の材料で編む、というのが一般的かもしれません。

でも、身の回りを見てみると、少し工夫すれば自在に曲がってバスケットが編める自然の素材が身近にたくさんあります。なにより、タダ!

近所の公園にはさまざまなヤナギの木があります。くねくねとした「シダレヤナギ」でないと、編みこめないのではないかと思いがちですが、ヤナギの種類はどれもしなやかで、ネコヤナギなどを含むふつうの「木」の形をしているヤナギも十分柔らかく、従順です。

今年の春先、ポワポワの「花」がついたころ、剪定された枝を集めてみました。あらためて集めてみると枝だけでも、きれい。
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季節にかかわらず、雨や嵐の次の日は、そそくさと公園のシダレヤナギの木の下を見に行きます。おちた枝を拾い集めては、くるくる巻いて乾かします。これが、私のバスケット編みの主な素材となります。

葉が落ちた、秋以降にあつめた黄色っぽい枝は、時間が経って乾くと綺麗な飴色に。葉っぱがある時期にあつめた緑色の枝は、乾くと黒光りします。この色の違いも、人工的な素材にはない、妙だと思います。ウチの軒先には、大量のシダレヤナギの枝が、うずたかく積まれています。(八月の台風15号が去った翌朝、ドキドキしながら公園に行った私は、折れたり落ちたりした木を大量に発見し、心臓がドキドキするほど興奮して、折れたヤナギの枝を集めたものです^^;)
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さてこれを使って何を編もうか。色、太さ、長さ、すべてが想像力をかきたてます。
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by nicecuppatea | 2011-11-14 21:24 | Willow Cottage | Comments(0)

ビタースイートのバスケット

近くの公園で藪狩りをしたようで、ピーチの散歩道の木に絡まっていたビタースイートが刈り取られていました。

ビタースイートは日本名ツルウメモドキ。あまりバスケット編みには向かないツル、と本には書いてありますが、若干紫がかったつるに、金色の実の皮、その中には明るい明るいオレンジいろの実。こんな美しいコントラスト、そのままバスケットにしたら、秋をそのまま部屋に持ち込めそうな。
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つるはぼつぼつ、くねくねですが、無理に伸ばさずそのまままいてしまいます。ざっくり編んで、エッジには実がついたつるをそのまま編みこみました。
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この実、なんだか甘いらしくて、おいておくとピーチが食べちゃって、気が付いたら半分くらい食べられちゃいましたが^^
by nicecuppatea | 2011-11-13 21:29 | Willow Cottage | Comments(0)

Willow Cottage!

随分長いこと、お休みしてしまいました。。。

最近は遠距離通勤にもなれ、週末は田舎にどっぷりとはまり、近所の公園や川原からあつめてきたツルや枝で粛々とバスケットを編み続けていました。

家の中がバスケットだらけになってしまったので、外の軒下へテーブルをしつらえて、そこにいくつかバスケットを置いてみたところ、お向かいで週末に焼き菓子屋さんをひらいていらっしゃる「ガトーb」さんが、「売ってみませんか」と誘ってくださり、ささやかなテーブルを置かせて頂いて、そこににバスケットを置き、販売させていただくことに。

同時に、それまで集めつづけていたヤナギや松葉などの、「素材」も軒下にだしてちょっとデコレーション風に♪

Willow Cottage、と屋号なんかもつけちゃって。名前の通り、Willow(ヤナギ)をいっぱいためているCottage、ということで。

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これからため込んだヤナギや、クズ、木の樹皮などで小さいバスケットを気長に作っていこうとおもいます。

公園や、川原であつめた枝やつるだけをつかって作る小さなバスケットは、おしゃれでも、実用的でもない、かも。でもひととき部屋で楽しんで、楽しみ終わったらそのまま庭や野山に返してもらえれば、そのまま自然に帰っていく、そんなものであればいいと思っています。
by nicecuppatea | 2011-11-12 21:55 | Willow Cottage | Comments(0)