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カテゴリ:コーンドリー( 2 )

皇居で麦わらを編み…

今週は再び、都合により畑には行かずに東京にとどまりました。そうなれば向かう先は皇居前^^

今回は芝生の上でバスケットではなくて、習いたてのストロークラフトの練習をすることに。丸めて持っていけないので、一晩水に浸した麦わらを濡れタオルにくるんで、ビニール袋にいれてリュックサックにぶっさして皇居まで飛ばします。

通勤用バックでもあるこのリュックから「鴨葱」状態で麦わらが顔を出し(^^;
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ちなみに乗っている自転車はロードレーサー(^^;;
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たいそう不思議ないでたちに見えたことでしょう(^。^
麦わらは麦穂がついているものをお湯に浸しています。穂の先の麦の実は適当に柔らかくなってて、つぶすと押し麦のように簡単に潰れます。
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ポロポロとれるので芝生の目の前に投げてみたら…
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熱心に色々編んでみて、なんだかまだよくわからないけど簡単な材料とその網目のバラエティの奥深さにちょっとはまってしまいそう。
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by nicecuppatea | 2009-08-10 21:23 | コーンドリー | Comments(0)

試しのコーンドリー

山梨の畑では、雑草に畑が覆われてしまう前に、緑肥用に数年前に撒いていて今だに毎年種が飛びそこここに育つ、麦穂が実りました。今年こそ、これでコーン・ドリー(Corn Dollies)を作ってみるのが私の目標でした。

コーン・ドリーは簡単に言ってしまうと麦わらで作る豊作祈願のお守りみたいなもの。呼び方は色々でヨーロッパ中に同じような習慣があるようです。私がコーン・ドリーの存在を知ったのはイギリスででした。麦穂でつくった、小さくて可愛い不思議な飾りものを時々目にして「何だろう」と思っていたものです。

聞くと、その年最後の麦を収穫すると畑が空いちゃって、それまで作物に宿って畑にいた「作物の精」は居場所を失ってしまい、来年の豊作は期待できないので、翌春の種まきまで「作物の精」がとどまることのできる「仮宿」がコーン・ドリーなのだそう。昔の人はその年一番出来の良かった穂でコーン・ドリーを編むと、翌年の種まきの時期まで納屋にかけて大事に保管して、次の種まきの時期に土の中に漉き込んで「作物の精」はめでたく畑に帰ったのだそうです。今ではそこから意味が派生して、いろいろと「長く続くこと」を願うラッキーチャームになっているといいます。

なんとも魅力的な話しではないですか。日本で藁で何か作るとなると「藁人形」の方へ想像が行ってしまいますが、とにかく穀物の穂っていうのは良くも悪くも人間の「想い」を乗せやすいものなんでしょうかね?とにかくこれを自分で作ってみよう、とずーっと思っていました。

まず乾燥させておいた藁の、第一関節(?)のところから上を切り取ってお湯につけてやわらかくします。節があるところを使うとどうしてもそこで折れてしまうので。
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デザインは色々あるけどこの編み藁を、三つ編みを複雑にしたような様々なパターンで編みながら螺旋など連綿と続いていくことを表すようなデザインを編みこんでいく、というのがコーン・ドリーの共通点です。

イギリスで買ってきた本を参考に、最初の作品として一番基本的といわれているパターンである六つ編み(?)を編み始めてみました。麦穂の付け根は細くて今にもおれそうなので、十分に水につけて、編むときは空洞の茎をよくよくつぶしてから編むのがポイント。
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ながーくなってきました。
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出来上がりはラブ・ノットといわれる一番単純なもの。豊穣を祈るコーンドリーというよりはストロー・クラフトの定番みたいなものでしょうか。
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とりあえず、日本では麦穂の収穫は冬の前ではないけれど、これ作って雑草の中に埋めて豊穣を願いますか……。
by nicecuppatea | 2009-08-04 21:47 | コーンドリー | Comments(0)