レトロな秤

家にあるジャムや果物の加工品をおいしく、たくさん頂くために家でケーキを作ってみよう、と思い立って泡だて器を購入したのはつい最近のことでした。これはやっぱり手でバターや卵を白くなるまで泡立てるのは大変だから、と最近っぽい電動のものを買ったのです。

でもなぜか、昔から秤は古っぽい、レトロなデザインのものに憧れていました。イギリスの友人の家の台所で、モノが乗せづらそうな、秤の針が読みづらそうな、でもとってもレトロで味のある量りを見たときからです。そういう秤は、もしかしたら使い勝手はあまりよくないのかも知れないけれど、おばあさんの世代から使われているような重みがあり、りっぱなインテリアにもなっていたのです。もちろんイギリスのお店でも探してみたし、日本でも物色してみましたが、「ステキ…」と思うものはお値段もかなりのもの。。。

日本に帰ってきてからはイギリスのeBayというオークションサイトを見て、レトロな秤を物色したりしましたが、なかなかイメージしていたものに出くわさず…。

先日、会社を出る前、事務所のゴミ箱のごみを捨てようと、会社全体のゴミをまとめているゴミ収集場所へ行った時のこと。燃えないゴミということでこんなものを捨てにきた別の社員の人に出会いました。
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「えっ、これ、捨てるんですか?」
「そう、もうお皿も割れているし、郵便物の重量を量るのに昔使っていたんだけど、もう今は使っていないからね」

見れば重量が書いてある紙のテープもかなり日焼けしていて、ずいぶん昔から使っていた様子がわかります。

う~ん、いらないのはわかるけど、これ、ゴミにするにはちょっともったいなくない?つい、「捨てるんなら下さい!」と言っていました。

イギリスのオークションサイトまで物色した暁に、何のことはない、今働いている会社のゴミ捨て場で秤を見つけて拾ってきたのです(^^

捨てられるはずだった秤は、今、お菓子作り初心者の私の、大事な材料用秤として「第二の人生」を歩んでくれています(笑)

そりゃぁ、イギリスで見たレトロな秤には及ばないけれど。。。捨ててしまうには味がありすぎる~…と思えてしまって。プラスチックは好きじゃないけど、このレトロな味にその場を通り過ぎることができませんでした…。
やっぱりあたし、変わっているかな(^^;
by nicecuppatea | 2009-03-31 21:55 | もったいない | Comments(4)
Commented by burnethill at 2009-04-03 20:52
うちにも30数年前にもらったプラスチックの秤があります。色がブルーで気に入らなかったので、黄色に塗り替えて使ってました。重い物を落として上の皿を割ってしまい、もう寿命かなと思ったのですが、接着剤で見事にくっ付き、未だに健在でしっかり働いています。今でも不思議な程正確に測れます。こういう物は大事にしなくっちゃね。きっとその秤もすぐれものですよ。助けていただいたご恩返しにがんばります、なんて、ね。
Commented by 元OPS at 2009-04-04 23:19 x
使えるものは大事に最期まで使えばいいんだよ。あると思います。
私もあまり物捨てるのは好きじゃないので。
そんなこんなで、つい最近まで「テープ」のウォークマン使ってました。
ようやく使えなくなってくれたので、ipod系のものを買う予定w
Commented by nicecuppatea at 2009-04-06 00:13
burnethillさん、なんだか愛着のわくもの、ってありますよねー。そのお話を聞いて、ますます、「もしかしてこの秤も来るべくしてウチに来たのかも!」なーんて、大げさなことを思ってしまいました(笑)大切に使おうと思います^^
Commented by nicecuppatea at 2009-04-06 00:15
元OPSさん、あると思います・・・?よかったです(笑)、まぁ、捨てにきた人もわかってたから、素性の知れないものでもなかったし、わたしも「あり」だと思いました。テープのウォークマン…ここにも同類がいた、と思いきや・・・ついにipodですか、わたしも追いつかないと。
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