今週は田舎に行かなかったので、何となく物足りない週末なのですが、ある意味過ごすべき時間を東京で過ごしたともいえます。…というのも毎週金曜日の夕方に東京を後にして、日曜日の真夜中に東京に帰ってきて月曜日から金曜日まで働いているわけですから、東京の「平日の住処」は荒れ放題で(^^ゝ
我が家は1DK。通常は一人暮らし用の間取りでガスコンロも1つしか鍋が置けません。玄関を入ると狭い通路の横にそのまま風呂とトイレが見えて、やはり一人暮らしの「一時的な家」的な場所なのです。実際同じ賃貸に入っている人たちはほとんどが単身赴任の人や一人暮らしの大学生。 そこに通常より大きいサイズの男性と女性、通常より重ための犬、自由に出入りするねこが一匹、それに毎週段ボール3箱分の野菜や食物が田舎からやってくるのですから、常識的にはなかなか「居住地」の体をなすのが難しい状況です(^^ 特に先週畑の全ての芋を掘りだした後、凍みてしまう可能性のある寒い田舎の家から、大きな段ボールにめいっぱいさつまいもと里芋をつめて全て東京に持ち帰ってきていて、それでなくとも小さい玄関の半分のスペースを占め、玉ねぎやニンニクなどの根菜、夏の終わりに刈り取ったかぼちゃが所狭しと置いてあり、靴入れの上の棚からはドライハーブや乾燥唐辛子がバスケットいっぱいになって吊るされています。さながら農家の土間の様相。 玄関が汚いと運が逃げていくというし(^^;)今週末は玄関の整理にあてることに。 使わなくなったねこの家、数の増えすぎた傘など整理して、芋類はスーパーの黒い不織布のマチの広いエコバッグに小分けにして棚にしまいました。これらの棚はイギリスから帰国当時、古い靴箱や廃材をかき集めて自分で作ったものなので愛着はありますが、使い勝手がイマイチ(笑)何とか現状の棚に全ての野菜を袋づめにして収納したら、ようやっと人間の住処なりの玄関になってきました。 直近で使いそうな三種の芋(さつまいも、ジャガイモ、里芋)はイギリスで初めてバスケット編みを習った時に編んだ、いびつなウィローのバスケットに。イギリスから帰国する時、かさむ荷物の山の前に「持って帰ろうか、置いていこうか」悩んだ末に、荷物を増やしつつ持って帰ってきた大型のバスケット。時が経ってみると、高級でも何でもなく思い出がついて回る手作りのものが一番貴重品になってきたりします。 その後、日本で見つけた素材を使って編んだり、イギリスに友人を訪ねて行き、再び環境保全活動に参加しながら刈り取ったウィローで編んだりしたバスケットが、東京の狭い我が家の、土間のような玄関にはたくさん吊るされています。気がついたら随分色々な所の素材がこの狭い場所に集まったなぁ。
by nicecuppatea
| 2008-12-15 21:27
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