都会での生ゴミ処理

久々にゆっくりと予定の入っていない東京での休日です。どっぷりと「スローな仕事」を片付けることに。たとえば:

その1.去年収穫してあってまだ手づかずだった高キビを脱穀・調整(ことしのがそろそろ乾きあがるから)
その2.去年収穫してあって、まだそのままだった落花生の塩ゆで(ことしのがもう獲れちゃうから)
その3.どっさり取ってきてそのままだった韓国唐辛子を切って乾かす
その4.乾かしてあったオレガノでリンスをつくる
その5.枝ごと収穫した綿花からコットンボールをとる(半分はそのままドライフラワーに♪)

e0151091_23115096.jpgこういうことをちぶちぶ台所でやっているとものすごく生ゴミがでるのです。

田舎だとどこの家も庭や畑の片隅に大きな穴が掘ってあったり、コンポスターがおいてあって、そこに生ゴミは落ち葉と一緒に投げ込めば、匂いもしないし、気がつけば土に戻っています。大したことではないのだけど、私はそれを見るのがとても気持ちがいいのです。生活の「ゆとり」のバロメーターとでもいうんでしょうか。ちょっと変わってるとは思いますけど(笑)

都会というのは、毎日の暮らしの中からでてくる有機ごみが自然にもどるようなスペース的なゆとりも、時間的ゆとりも持ち合わせていない気がします。匂いがでれば近所迷惑だし、葉っぱや小枝を家の敷地の隅に積み上げても「汚い」とか「片付いてない」と見られちゃうし…。 そんな状況の中では、生ゴミはとりあえず自分の目の前から消すために「燃えるゴミ」として出してしまうしかない。

とはいえ、生ゴミや庭の剪定屑など、決まりといっても「燃えるゴミ」にだす、っていうのはモノの「巡り」をぶつ切りにしているようで、私にはどうも気持ち悪くて…。ということで、都会での苦肉の解決策としてウチでは生ゴミはすべて電気式の生ゴミ処理機にいきます。

「電気を使ってなんて…」と、最初は思ったんだけど、自分の生活の中からでた生ゴミが、20センチちょっと四方の四角いスペースの中で人工的とはいえ、色々と混ざり合って土に戻るプロセスを自然の「早回し」みたいにして見ているのは、なんとなく興味深い(笑)だんだんこれひとつでひとつの生態系みたいに思えてきて、水分が増えたなーと思えば古いドライフラワーとか切り刻んでいれてやったり。水分が少なくて嵩が多いかなーと思ったら野菜の生葉や、魚のアラをそのままちょっと加えてみたり。ちょこちょこ微調整しながら発酵具合を「どれどれ」と、朝覗いたりしています。

水分が抜けて茶色くなり、ある程度嵩の減った生ゴミはにおいもなくなります。こうなったらごっそり袋につめて田舎へ持って行き、畑の土にすき込みます。

でも結局、電気で生ゴミ分解して、車で田舎に運んでるんだもんなぁ(笑)ここでも都会のスローライフは矛盾がいっぱい。

それでも今日も一日の台所仕事の終わり、乾いた枝屑や野菜の切れ端、落花生のカラなど、どっさり生ゴミ処理機にいれて、下準備の終わった落花生や高キビがきちんと冷凍庫へ入ると、とりあえず都会に住みながらも生態系の一部に参加しているような気分になります。

ま、変わっているとは思いますけどね(^^
by nicecuppatea | 2008-11-23 23:25 | もったいない | Comments(2)
Commented by burnethill at 2008-11-24 22:28
いえいえちっとも変っているなんて思いませんです!同志がいたっ!と言う感じです。我が家は仕事柄、夏は生ゴミの量が多いのでコンポストではとても処理できず、以前は家のラブちゃんがあっという間に見つけるので、穴を掘ってうめる事も出来ず、泣く泣く燃えるゴミで出していた頃は、宝物を捨てている様でホント悔しかったもの、、、来年はキッチンガーデンの肥料を買わない、生ゴミも全部家で処理する、と一石二鳥をねらって有機無農薬堆肥の作り方の本を買ってきて、一番ずぼらに出来る方法を研究中です。さて、どうなるか、、、
Commented by nicecuppatea at 2008-11-25 11:44 x
Burnethillさん、
同志を見つけられてうれしい限りです!ぜひカンタン・効果的方法が見つかったら教えてください。私も庭に手製の脱水式コンポスターを作ってみたり、米ぬかで速攻発酵を試みたり紆余曲折を経て「電気」に落ち着いてしまいました…。あとはニワトリかウズラを飼ってそのフンを発酵に使いたい・・・という最終目標があります。会社、辞めないとね(^^
<< 一番都会的なのは誰? スローな週末の喜び >>