本の表紙を見て考えたこと

昨日、仕事で国際フォーラムを聞きに行ったのですが、その帰りに会場の国連大学のエスカレーター脇にあった本のチラシが目に留まりました。

別に「本」に興味があったわけではなくそのチラシの絵柄が、それはそれは魅力的に編まれたバスケットだったからです(^^
e0151091_19451642.jpg

本のタイトルはThe Politics of Participation in Sustainable Development Governance。「持続可能な発展を可能にする(地域の)「参加型」ガバナンスの政策について」、ってな感じでしょうか。いかにも国連っぽいです。

本を読んでいないので細かいことはわかりませんが、こういう「開発学」の教科書みたいな本は、イギリスで勉強している時よく本屋で見かけたものです。開発途上国といわれる場所などの、地域の人が参画した「持続可能な発展」を目指す政策をどうやってつくるか、というようなことがきっと書いてあるのでしょう。

本の中身はとにかく、私が興味があったのはそういう本の(おそらく)表紙のデザインが「バスケット」だったこと。私には妙にしっくりきてしまいました。

きっと、バスケットを編むっていう技術は、おそらく昔からあるだけじゃなくて、人が最も「持ち続ける」技術のひとつでもあるんだろうなぁと実感させられたからです。日本からエキゾチックな場所に旅行に行くと、お土産でよく見るもののひとつが「伝統工芸の手法でつくったカゴ」。フェアトレード商品、として売られているものの中にも「XX国の女性の編んだバスケット」というような商品を見かけます。どれもこれも伝統的な技術と素材をつかった繊細で独特な、美しいものばかり。

ある意味「持続可能な発展」に繋がる人の持つスキルのシンボル、ってことで表紙に写真が載っていたんでしょうかね。私のスキルでは鳥の巣にも及ばないものしかできないけれど・・・確かに「編む」という作業を日常いつも身近なものにしておきたいなぁと感じるのです。
by nicecuppatea | 2008-10-30 07:17 | バスケット編み | Comments(2)
Commented by sachi at 2008-10-30 08:50 x
ブログ立ち上げおめでとうございます!!!!!この日を楽しみにしておりました。nicecuppateaの趣味・思考スタイルが私のつぼで、これからこのブログは間違いなく私のお気に入りになります。
私も農的暮らしをして自分で育てた野菜を加工するのが夢です(笑)最近は色々干してみてます。今はベランダで切干大根つくってますよん。

かご編みは自分も日常に取り入れたいのにできていないことの一つです。いつか教えてください!!!タイの農村で編んだバッグは今も大事につかっています。日本の竹かご技術も学んで伝承したいものです。育休中にどっかで習えないか調べたけれど、住み込みで仕事とかだとさすがに乳飲み子背負っていくわけにもいかず…。


Commented by nicecuppatea at 2008-10-30 19:51
Sachiさん、
お立ち寄りいただきありがとうございます!一見、せわしない東京での会社員生活はスローライフと全く相反するものですが、やり方しだいでそのエッセンスを取り込むことはいろいろできるのかも、と思っています。目標はとても風変わりな会社員になること!最近はかごの編み芯が通勤用のカバンから見え隠れしていて、同僚にも怪しまれています(^^
これからも一緒に楽しみましょう!
<< 都会の素材でバスケット 野菜の消費に追われ… >>