奥多摩への冒険

先日、イギリス時代の恩師ビクトリアから「あなたと趣味のピッタリのデビ―がガーデニングセラピーの研究をしに日本に行くからよろしく」と連絡があり、ガーデニングの持つ癒し効果や「森林浴」を研究するために日本中の公園を回る予定というご本人と連絡を取り始めました。

聞けばおよそ日本中の有名な公園ほとんどを1ヶ月かけて回る予定で、さらに聞くと車いすを使用しているという。同じような趣味を持つ人のお手伝いができるのを嬉しく思うとともに、何を頼まれたわけでもないのに、日本人として、果たしてその予定の実行は可能なのか、と勝手に心配になりました。

そして彼女は無事来日。昨日は一緒に奥多摩の森林セラピーコースを訪れました。宿泊場所の新宿西口のホテルにお迎えに行き、そこから一緒に朝8時台の新宿駅で、中央線に乗る…というのは、私には随分な冒険に思えました。

普通なら徒歩5分と言われているホテルから駅の移動。私は40分を見越してお迎えに行ったけれどまた不安。

いざ、西口1階の改札を入って10番線に上がろうとすると、「西口からは10番線ホームに車いすで上がれるエレベーターはないので、5番線脇のエレベータ―で2階に位置する南口通路まで上がって、そこから10番線のホームに降りてください」。ということで、目のまえの階段の上のホームに直行することはできず、20分近くかけて大回りしてホームへ。何十年も慣れ親しんだ駅が全く違う場所に思えてきました。

同行している娘さんの素晴らしい車いす操縦術もあり、無事に乗り継ぎを済ませて奥多摩に到着。
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山奥にも、果敢にモノレールで入っていきます。
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ものすごい勾配。
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移動中も大丈夫だろうか、出来るだろうかと心配するワタシに「わからなかったら人に聞くし、出来ることは、時間をかけてやればいい。出来ないことは仕方がない。そうなれば計画を変えればいいのよ」という、強くも穏やかなアプローチで、コースを全て終了。

来週は一緒に水戸の偕楽園を訪問予定。当日朝の移動や電車の予約を心配しまくる私に、「大丈夫よ、3時間は余裕をもって行動するから。それでもだめなら次の電車にすればいいから。なんとかなるわ」。

「こつこつ努力すること」「無理なら諦めること」のバランス。目の前のことを全て楽しむアプローチ。自分の国にいながら、私の方がまだまだ刺激をもらいそうです。


by nicecuppatea | 2017-07-08 20:20 | 暮らしのアイデア | Comments(0)
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