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アメリカでの黒歴史…

金曜日、今回の出張のメインのイベントが終了しました。

3時間ほどのイベントの中で5,6名のメインのスピーカーが話し、その間に様々なエンタメが入ったり、ビデオや登壇者の掛け合いのような会話があったり、と盛りだくさん。とりわけ私のようにアメリカで暮らしたことがない人間には、ジョークの入ったMCやゲストとのやり取りが、メインスピーチの通訳よりもクセモノだったりします。

そうなると、何が無くともイベントスピーチ原稿をできるだけ早く入手して、ただひたすらそれを読み、準備をすることが何より重要!

…ですが、機密性が高いミーティングということで、スピーチ原稿がもらえるのが毎年、本番の1日前とかで、それからほぼ徹夜で資料を読みこみ本番に備える、ということが続いていました。

それが今年は、2日前の水曜日、その前の会議が終わったタイミングで入手できた!

普段であれば時間はあるのに事前に読める資料がないから、1つめの会議が終わった水曜日の夜はなんとなく通訳仲間や、日本からの参加者とちょっとホッとして夕食にはワインの一杯も飲んでいた…のですが、今年は勉強する資料がでたので、気を緩めることなく一気に準備を進めました。

…で、金曜日の会議も無事に終了~♪それまで大切に読み込み、書き込みを繰り返した資料を全て放り出し、ブースの中で1週間、一緒に頑張った同僚通訳者と無事終了を祝いました。

そのまま、日本からの他の参加者のヒトタチとの夕食会に合流。「いや~、お疲れ様」と、参加した多くの人が声をかけてくれ、中華バイキングの料理を取りに行く前に、ワインが並々と注がれました。

日本で粛々と仕事をしていた事業所のヒトタチが、他の国のヒトタチと交流して今まで見たことのないような笑顔を見せてはしゃいでいたりするのを見ると、なんとなくこちらも嬉しくなってくるもの。それに仕事が終わった開放感も手伝って、多分、私はワインをあおるように飲んだ(笑)

考えてみたら、
1、前の晩は2時間しか寝てない
2、お腹に何も入ってない
3、1週間の酒断ちをしていて久しぶりのワイン
4、そう、飲み始めなのにビールでなくワイン
5、しかも、なんだか嬉しくて あおるように飲んだ
6、宴が終わったのに、気分が良くて迎えの車を待っている間に今度はビールを手に取った
アメリカでの黒歴史…_e0151091_16213090.jpg
そしてふわんとした気分のまま部屋に戻ってベッドにダイブ。そして3時間後に覚醒。

上記1~6とこの覚醒は魔のコンビネーション。「あれ?なんか具合悪い??」と思っている間もなく、みるみる具合が悪くなりそのままトイレにダッシュ!その後のことはご想像にお任せを致しますm(_ _)m

その数時間後にはフラフラなまま起床、荷造りして、本調子にならないまま帰国の途に。

はぁ〜、この歳になってこんな失敗をするとは。誰にも知られず、迷惑はかけなかったとはいえ、トホホなカンジは自分が一番よく分かっている。アメリカで汚点を残したなぁ。でも、そんな飲み方になっちゃったのは、それだけなんだか嬉しかったんだわな。

by nicecuppatea | 2017-06-07 07:00 | 会社のこと、通訳のこと
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