フジとアケビで編んだ白黒プレート

ゴールデンウィークに近所の湖畔で、ふたたびアケビのツルを集めました。この時期、ツルは昨年の枝からぐぅーん、と緑の新芽を伸ばします。どんな植物も日々成長するため樹液が潤沢にあがっていて、樹皮がつるりと剥けるのがこの時期。民芸品として名高いヤマブドウなどは敢えて樹液が上がっていてつるりと皮がむけるこの時期に収穫をするようです。

ただ、ツルをそのままつかうのであれば、一般的には春のツルは収穫には適さないと考えられています。皮がむけやすいこと、樹液が上がっている分、乾いた時のツルの痩せ具合が激しいこと、そして樹液が上がって太くなっているツルは乾くと色が黒っぽくなるから。

でも、今年伸びた緑のツルを乾かした黒っぽいツル、去年までに伸びたグレーから茶色がかったツル、そして表皮をむいて白っぽくしたフジヅルやアケビのツル。そんな色々なカラーのツルがあったらグラデーションに見せられないか。…ということで編んでみたプレート
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まあ、好みもあるでしょうが、せっかくだからちょっと特徴があっていいかなと。編み面の色や素材の変化を見せたいならフレームバスケットよりプレートのほうがちょっと楽しい。

けっこう簡単に編めたので、調子に乗って日曜日の夕方、若干お鍋に残ったあれやこれやのツルも使ってしまおうという気になりました。太すぎて編み芯として使えず縦に裂いたフジの枝も残っている。先日畑のたき火にくべようとして、「いやまてよ、まだ編める」と踏みとどまったんだった。こうしてウチにたまっていく、可燃ごみ^^
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せっかく裂いたら「しなった」のだから、その曲線を有効利用したい。
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…と思って編んでみたら、なんか作ったことのない船型に。
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昨日、ジョギング帰りに、いつもの駐車場でヒメツヅラフジのツルを引っ張っていたら、ワンコとお孫さんと一緒に散歩しているらしいおじさんが「何を採ってるんですか?」と声を掛けてきました。

ヒメツヅラフジというツル性植物だということ、これでカゴを編むことを説明すると、「ウチにヤマブドウがあるけど、持っていく?」といってくれて、すぐお隣の自宅の庭からこれを持ってきてくれました。
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またこれは立派なヤマブドウのツルだこと。おじさん、これ、リースか何か作ろうと思ってこんなきれいに巻いて持って帰ってきたんじゃ?

「いいから使いな」

では、ありがたくいただきますね。この歳になってもバカみたいに「ツル、ツル」と言い続けていると、いろんな形でいろんなヒトがツルを下さるもんです。

厚かましいですが、これからも言い続けよう^^;

by nicecuppatea | 2017-05-22 21:58 | Willow Cottage | Comments(2)
Commented by marigato8 at 2017-06-11 10:42
初めまして。♪( ´▽`) 楽しいブログ拝見させていただいてます。私は昨年から少しずつ、つるあみをしています。まだ知らない事だらけなのでnicecuppateaさんのブログは勉強になります。採ったつるは湯がくんですね?
私も採ったつるで、チャチャッと素敵なカゴを編める様になりたいです(^^)/~~~

Commented by nicecuppatea at 2017-06-11 16:44
marigato8さん☆ コメントありがとうございます。カゴ編み、楽しいですよねー。色々と楽しみながら「これ、どうかな?」と思うことを自由に試してみられたら面白いと思います。採ったツルはですね、湯がかなければいけない、ということはありません。生のままクルクルと輪っかにしてカラカラに乾くまで保存して、使うときに柔らかくなるまで水やぬるま湯につける…というのが王道です。お湯をつかうのは、乾いたツルを戻すケースなわけですが、では、水を使うのと何が違うのか。
 
茹でる利点はいくつかあります。

 まず、早い!水に浸けるとツルによってはもどすのに2,3日かかるものもありますが、茹でれば数十分で済みます。
 そして、殺菌、除虫になります。ツルの中に冬の間に虫がタマゴを産んでいたりすることもあるし、表皮に小さいムシが付いていたりするかも。それらも茹でれば一気になくなります。

ただ、欠点はやりすぎると、ツルによっては色が抜けちゃったり、皮が半分ずるむけて表皮が汚くなったりすること。ツル本来の飴色を生かしたいヤナギなどは、茹でるとそれができなくなります。

いずれにしても、時と場合に合わせて水やお湯を使ってみてはいかがでしょう。Enjoy かご編み(^_-)-☆ 
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