バーゲン!

昨日、仕事で埼玉と群馬の県境ちかいところの事業拠点を訪れました。一人で行くので気楽なもの。

乗り継ぎを含め、一本早い電車で最寄り駅に着いたので、「徒歩22分」という目的地まで、タクシーで行こうかと思ったけれど、時間もあるし、地図もあるしわざわざお金を払って運動の機会を少なくすることもないか、と歩いていく事に。

歩いてみるとたぶんタクシーだとわからなかっただろうことが色々と目に入ってきます。空家が多いなとか、新築の住宅街、人も車もないのに道路幅だけが不自然なくらい広いなとか、ウチのまわりよりアジサイの花が早いな、とか。

そして、郊外にありがちな、私のトレジャー・アイランドである「リサイクルショップ」もあるな、とか。

そもそもすごい方向音痴だから、行きに車で行ったところを、帰りに歩いて帰ろうという発想はありません。

そして行きに目をつけたリサイクルショップに帰り道に寄り道したところ…

こっ、これは…!
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これは「糸巻き」。昔織物用の糸などを、紡いだあと巻き取るのに使われたのではと。

私も糸を繰っているので、これをずーっと探していました。もちろん今の時代こんなものを新品では売っていません。

オンラインオークションの古民具で時々見かけるのですが、会社員(と農業?)やっていると毎日早寝早起きで、オークションの品を競り落とすのもなかなか難しく。

古い町の骨董屋にでていることが多いと聞けば、仕事で行く先々で近くの骨董屋を探したり。でもいままで出会いはありませんでした。

それが1個500円でいくつも!そのまた20%引き!!昼ご飯代より全然安いじゃないですか。

見ると一つ一つの木枠に屋号のようなものが入っています。普通の家庭のものだったのか、それとも商売をしている店のものだったのか…私の妄想は無限に広がります。

その他にも木製の小さな引き出しなどたくさんあって(^-^) どれも欲しくなっちゃうけれど、ここから駅まで1キロ歩いて、電車に乗って会社に帰ることを考えて、とりあえず手提げバッグに収まり、持ち帰れるだけ購入。これで2800円ですと〜!たどり着いた駅で、さっそく記念撮影!!
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リサイクル品は誰が使ったのかわからないから、パス…という人もいるでしょうけど私は気にならないタチ。むしろ、自分の知らない昔むかしに、誰かが丁寧に作った道具を、他の誰かが大事に使い続けて、おそらく戦争とかでも焼けずに済んで。誰かの家の蔵や物置きで、長らく忘れられてて、家を壊すかなにかで、その子孫のヒトがタダ同然でリサイクルショップに売って、たまたま昨日、そこを通りかかった私が趣味で紡いだ和棉の糸巻きにピッタリ…と買って、そのエリアから離れたウチに持ち帰る。

私にはそんな想像だけで、すごい浪漫〜‼︎

こういうものは、出会うも縁、出会わないも縁、でしょう。大量生産の工業製品でないこういうものは、その「モノ」だけでなく想いも繋がるような気がして、私にはムゲにはできない価値のあるものに思えます。

昨日の朝、少し早く駅に着いたので「定期代、おろしていこう」とお金をおろしたのも「タクシーじゃなくて歩いていこう」と思ったのも何かのご縁…のような。

by nicecuppatea | 2015-07-01 08:30 | 暮らしのアイデア | Comments(0)
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