通勤時間の過ごし方

都心から郊外へ移り住んで3年ほど。片道の通勤時間は30分弱から1時間半弱に伸びました。

さて、この時間をどう有効に使おうか。…というのが、遠距離通勤(でもないけど、私にはそう思えました)を始めて最初に考えたことでした。それまでは「電車に座る」ということすら意識したことがないくらい、乗車時間が短かったのだから。

そんな時代も今は昔。これからは一日合計3時間近く、「必ずかかる時間」をどう使うか考えよう、と生まれて初めて思い至ったのです。

で、まず電車で周りの人を観察。イヤホンで何か聞きながら携帯でニュースを見る人、ゲームをする人、使い込んだブックカバーで本を読む人。朝夕の混雑で不快になりがちな環境の中、いかに自分が心地よく過ごせる環境を作りだせるか考えて、その実現のためにみんな投資しているのだ、と気づきました。

手始めにガラケーでできる「無料ゲーム」なるものに挑戦。何日か繰り返して、携帯の引き落としが来たら30,000円!!!ウチはパケット通信もついていないベーシックコースなので、使用時間がそのまま通話時間となって請求されたのです。はい、私は携帯・スマホの世界から考えられないほど遅れています~^^

いくつかの紆余曲折があり、行き着いた回答は「行きは語学ラジオ、帰りはかご編み」。どちらもとてもアナログです。

昔から好きで、何度かやっては挫折したイタリア語。4歳でピアノを習い始めた時に初めて触れた語学だから、実はつきあいは英語より長い、ということにも今回改めて気づきました。「よし、この際イタリア語しゃべれるようになる!」と、けっこう簡単に心に決め、2年前からラジオ講座のイタリア語初級編を、ゆるーい感じで聞き始めました。

ゆるいので、ほとんどといっていいほど上達しませんが(笑)歌うような抑揚、言葉の「規則」よりも「響き」を重視するがために動詞の活用にたくさん存在する「例外」、どれもが通常触れる日本語と英語とはまったく違った価値感の世界の一端を見せてくれるようで、興味は深くなるばかり。

ただ、上達速度は年とともに遅くなるばかり(笑)曲がりなりにも英語を生業にするようになり、「どれだけ勉強すれば語学はどれくらい上達する」という物差しはある程度できています。それに照らし合わせると、これからの道のりがいかに長いものかもよ~くわかっているつもり^^;ゝ

でも語学講座のテキストを毎月隅々まで読み、遅々として定着の進まない動詞の活用を口の中でぶつぶつ繰り返していると、上達の速度はさておき、通勤時間が結構有効なものに化けたような気にもなります。

でもあまりに覚えられないとつい、嫌になってきて「行きも、かご、編んじゃお」、となっちゃうんですけどね。

ホームで出してる時点で、バツ!(笑)
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by nicecuppatea | 2013-11-11 20:17 | 暮らしのアイデア | Comments(0)
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