樹皮の採集

最近、週末になるとひとしきりバスケット編みにいそしんでいますが、いそしんでも減らないほどに材料を集めている事も事実。私には貴重なバスケットの「素材」ですが、普通の人から見たら、庭木の剪定カスをまとめた「可燃ゴミ」と見えることでしょう^^

中には、素材として使うためには、手をかけなければならないものもあります。

その一つが「樹皮」。

この一帯の庭木を世話している庭師さんにお願いして、冬の剪定ででた、杉やモクレンのまっすぐな枝(小枝のでてないヤツ)を分けてくれるよう頼んだところ、数日後、玄関前に枝の山が。

これから「樹皮」をはいでバスケット編みの材料にしようと思っていたのです。去年、剪定後にもらったイチョウやモクレンの枝からきれいに樹皮がはがれ、とても扱い易いバスケット編みの材料となったので。

ところが、同じように樹皮をはいでみようとすると、これが全くはがれません。樹皮を使ったバスケットについて書いてある本を様々めくってみると、ひとつ、はっきりわかったことがありました。

そうか、冬の枝の皮ははげないのか。

私が前回樹皮をはいだのはまだ夏でした。その時期、木々は盛んに樹液をだして、根っこからそれが上がってくるので樹皮と幹の間に樹液が多く通っていて、つるりと皮が剥げるのだとか。

さながら風通しのよい夏服、といったところか。

冬場の木々は、いわば休眠状態で、樹液も上がってこないのだそう。だから樹皮と幹がぴったりついていて、うまく剥げないのだそうです。

さながら保温効果の高い機能性肌着、といったところでしょうかね。結局、強引にナイフで、樹皮を削る羽目になりました。なんだか申し訳ない。

あまり綺麗じゃないけど、短くて細い、樹皮のテープで、シダレヤナギのフレームの上につくったバスケットがこれ。ちょっと無理やり感が漂うなぁ。

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by nicecuppatea | 2012-04-03 20:23 | Willow Cottage | Comments(0)
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