引っ越してから「できるだけモノを少なく」と思っているのになかなかウチが片付かない理由のひとつは、家の中に様々な「材料」が転がっていて、それを使って作るはずのものがまだ完成していないこと。
編みかけのバスケットもそのひとつ。 数週間前の日曜日、平底のバスケットを編み始めましたが、その日は中心を編んだところでタイムアップ。そうなると、その編みかけはそのままの形で、次の週末まで放置。 こういうモノは色々な意味で始末が悪いのです。 まず第一に、無意味にデカい。中心部を格子上に組み、長い編み芯を放射状に広げた状態だから、できあがり作品よりずっと幅広なのです。さながら巨大なアシナガのクモみたいな感じのまま、大量の編みツルと一緒に長らく部屋の隅っこの床を占拠することになります。カチカチに乾燥した編み芯は足に当たれは突っついて痛いし、折れやすいし、ホコリはつくし、掃除機はかけづらいし。 で、先週末、片を付けることに。 一晩バスタブの水に浸けて、軟らかくなったアシナガのクモを連れて、ダンナの日焼けに付き合いに、再び近所の公園へ。行き交う人に見られてるカンジはしますが、そのへんはできるだけ気にせずに。 で、バスケット編みを公園で続行。 編みツルは、ウチのまわりに植えられているアイビーみたいなのを剪定していた庭師さんに頼んで、剪定クズのツルを長いままとっておいてもらったもの。これで大きめに底を編んでから立ち上げます。 側面のアクセントには白い銀杏の皮を2,3巻き加え、エッジも同じ皮で巻きました。 まだ売り物にするにはちょっとつくりが甘いが…(えっ?売り物にするつもりだったのか…!) でも、ウチに散らかっていた材料(それも植木屋さんが捨てるつもりだった剪定クズ!)がとりあえず別のものとなって生まれ変わったなあ、と考えるとひとり何だか気分が良くなったりして。ただ気温35°の公園での作業が終わった頃にはかる~い熱中症ぎみ。 夫婦揃って、いい加減にしとけや…。
by nicecuppatea
| 2010-08-11 19:55
| バスケット編み
|
カテゴリ
全体 Willow Cottage 畑&バスケット 畑の野菜・くだもの&いきもの おいしい実 野菜&実の加工 昆虫&鳥 里と野山 バスケット編み ピーチ 暮らしのアイデア ピーチ&チビ太 もったいない イギリスでのこと(環境保全) イギリスでのこと(季節) イギリスでのこと(言葉・友人) 会社のこと、通訳のこと 都会の自然 コーンドリー 権蔵日記 ムギのこと 屋上菜園 ピーチ&権蔵 毛玉たち 編み素材集め 湖(うみ)一家 くるみ生活 以前の記事
2020年 04月 2020年 03月 2020年 01月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 more... フォロー中のブログ
英メシGoGo! ばーさんがじーさんに作る食卓 トルコ~スパイシーライフ♪ burnet hillの... フィレンツェ田舎生活便り2 カンタとハンナ marimo cafe Galettes and... 身の丈プライスインテリあん。 ロシアから白樺細工 山麓風景と編み物 momopororonの... pink pinko life 外部リンク
ブログパーツ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||