春キノコ

去年もたしか5月初旬に、「これは網笠茸ではないか」と、山梨の庭で見つけたキノコのことを書いた覚えがあります。正直食べても味がわからないくらい小さかったので、魅力的ではありましたが、結局口にして確かめることもなく終わり、いつしかそのことすら忘れていました。

5月のあたま、家のそばの公園で日向ぼっこを終え、何気なく目をやった桜の木の根元に、何やら知っている形のものが目に入りました。それは私が山梨で見たのと同じ形でも、大きさはその6、7倍はあろうかという同じキノコでした。
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イメージよりもかなり大きかったそのキノコを見た瞬間、脳みそが自動的に覚えている情報を集め出したのを感じました。時期は?…ゴールデンウイーク、そして八重桜の終わった頃。生える場所は?…桜の木の下。やはり間違いない…などと考えながら、既に目は桜の木の下に釘付け。私の目は、キノコだけを見る「キノコ探しモード」に(^^

網笠茸は、英語でモレル、仏語ではモレイユと呼ばれ、ヨーロッパでは高級な食用キノコとして珍重されているキノコ。でも日本で食卓にあがっているのは見たことがありません。知ったようなことを言う私も、食べたことがないのですが、イギリスにいた時友人が、そのキノコに似せて作ったオブジェを見せてくれて「これは本当に美味しい食用キノコなんだ」と、説明してくれたことがあったのです。イギリスでは「貴重すぎて」ついに実物を見ないで終わってしまいましたが。

そのモレイユが、目の前の桜の木の根元近くに、ぽこぽこ生えているのです!

ピーチに「こんな散歩、つまんない」と言う目で見られながら、それから同じ公園内を、桜並木に沿って三周歩いて、約20本の収穫。
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とりあえず、キノコだから干したら味が良くなるんじゃないかと思って干してみました。あっという間に乾燥したので翌日、意を決して(?)カルボナーラに入れてみました。
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う~ん、歯ごたえは○だったけどそこまで感動の香りは感じなかったなぁ…。

ま、家のそばの公園でバスケット一杯に季節のキノコ穫りができた、ってだけで、私的には満点以上かな♪
by nicecuppatea | 2010-05-23 21:27 | 里と野山 | Comments(0)
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