謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

すっかり前回の更新から間が空いてしまいました。忙しかったというよりは、何かと生活の中で考えることが多くて、なかなか文章がまとまらない状況がしばらく続いていました。

個人的には色々と考えることの多い一年でした。何というか、それまで先送りにしていた「これからどうするんだ?」っていう問題とか、会社の仕事、そして家族…。

毎週、忙しく会社で過ごす平日は私にとって、さながらモラトリアム。「人は会社で仕事を通じて成長する」というのも真実だと思いますが、ある意味それ以外のこと、家庭、地域、自分が仕事以外にやりたいこと、など人生の他の部分を「忙しいから」というありふれた言い訳によって、見て見ぬふりをすることを許してしまう免罪符にもなりかねません。私の場合ですけど、ね。

色々考えた結論として私は、これから週末に自宅から離れた場所で畑作をするのではなく、通勤可能な場所で、地に足のついた生活を目指しながら、その場所でできる野菜をつくるような生活を今年から目指そう、と思い立ったわけです(^^

何度も書いてきたとおり、週末に田舎に出向いて畑作をすると、週中は疲れ果てて家は荒れ放題、週末はいわば現実逃避、そして日曜日の夜遅くに整頓の行きとどいていない東京の我が家に戻り、翌日からはあわただしく会社に戻っていく生活になるわけです。いくら田舎で「丁寧な生活」を目指しても、東京での生活は雑なもの以外の何ものでもありません(- -;

そんな思いを胸に、「2010年は新たな出発の年にしよう」と、大みそか12時の時報を聞いて、滞在中の山梨の、近所の神社へ初詣にでかけました。(なんだかんだいって年末年始は、やはり山梨にいました…)

その神社は甲府盆地の中にあるたったふたつの「山」のうちのひとつにあります。まぁ、山といっても丘みたいなもんです。昔「でいらぼっち」という大男の担いだ「もっこ」から落ちた砂のひとかたまりが山になったという言い伝えがあります(^^

10分ほど歩いて着いた山(というか丘)のふもとに鳥居があり、その先には急な石段が20段ほど続いて古い神社の本殿につながっています。(その本殿が、山の頂上です)我々の前には10人くらいの人の列が。その人たちに続いて急な石段を上って本殿でお賽銭を投げ終わると、横にはお守りを売る小さいテントがあります。

ここで1種類しかないお守りを500円でそれぞれ買って、階段を降りると、参拝者全員に地元の人たちから無料でみかんが配られ、甘酒がふるまわれます。冷え切った体でふうふう言いながら甘酒を頂くのは大きな焚火の前。この焚火は食べ終わったミカンの皮や、甘酒の紙コップ、そして古いお守りを思い思いが投げ入れる、というとてもおおらかな「お焚きあげ」。

およそ「初詣」に私が必要と思う全ての要素がこの小さい場所に揃っています。寂しすぎず、かといって混雑しすぎず(^^

除夜の鐘が聞こえる中、桃畑の中を懐中電灯も持たずに月の光を頼りに山へ向かって歩いていると、盆地の裾のようにせりあがった山肌のあちこちで新年が明けたことを知らせる打ち上げ花火があがるのが見えます。

シンとした空気と明るい月夜、そしていつもの夜中より心持明るく感じる甲府盆地の夜景。そんな光景の中にだんなとピーチと初詣に向かうと、理屈抜きに「色々あったけど、とにかく幸せだな」という気持ちが心の中にひたひたと湧いてきます。

今年も、私なりに頑張っていこう。初詣の翌日、初日の出を見逃したので元旦の「初満月」を見ながら、気持ちも新たに(^^

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by nicecuppatea | 2010-01-14 22:49 | 暮らしのアイデア | Comments(2)
Commented by 元OPS at 2010-01-21 01:11 x
あけましておめでとうございます。

一体どこへ行くのさ?
都会でかつ農業ができるところって…
埼玉か?(逃走)
Commented by nicecuppatea at 2010-01-24 23:25
元OPSさん、ごぶさたです~。
そうですねぇ、やっぱり通勤できて農業できるのって、難しい・・・と日々感じているところです。通勤先を考えるとやはり埼玉ですねー。今月中には決したいと思っております^^
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