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優等生の野菜たち

週末ネタを週中まで引きずり恐縮です(^^でも一週間放っておいた畑には、新たな発見がたくさんありまして。

昨日も書いたスイカ。ツル回りの草むしりをしているダンナが思わずつぶやきます。「なんだか(スイカの)子供や赤ちゃんが一杯いるぞ」一体この夏どれだけスイカを食べることになるんでしょう。こちらには来週の予備軍が既に3つほど(^^
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農家では普通、スイカを大きく育てるためにツルの数を少なめにして摘果もするんだと思いますが、ウチは何分手をかけませんから。やることといえば茂りすぎたツルが隣の植物と絡み合うほどになってきたら、整枝するくらい。せっかく付いた赤ちゃんスイカを摘果するなんて、したことがありません(^^とにかく「植えとけば自分で大きく育ってくれるだろう」という放任主義で…。つくづく土と太陽の力ってのはありがたいものだと思います。

この時期私が大好きな野菜のひとつが、このツル無しランナービーンズ。本当のマメの名前は忘れてしまいましたが、日本でよく「モロッコインゲン」と言って売っている大型のインゲンマメのようなもの。
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数年前、エアルーム種(固定種)のインゲンマメということで種を購入したものです。エアルーム種は、毎年育てた株から種取をして、それを植えることで継続的に同じような収穫ができるもの。ためしに園芸店で売っている普通の「XX会社交配」とかかれたF1種の種袋の野菜を育てて、そこからできた種を翌年に植えても発芽はほとんどしないし、ましてほとんど実も成りません。が、エアルーム種のこのマメの発芽はほぼ百発百中!ひとたび発芽すると、展開も早いのです。ツル無しなのでツル有りに比べると早く花が咲き、後から後から採りきれない程実がつきます。何よりずぼらな私には支柱を立てなくて済むというのがとてもありがたい。早く育って早く実る分、株の寿命も短めですが、そこは2回目の種まきをして、秋まで楽しみます。サヤが若いうちは緑の野菜としてサラダやスープに。たくさん実って取りきれなくなったら乾燥豆として収穫して、冬のスープや炊き込みご飯に。

丈夫で手がかからず、実つきがよく栄養万点で、毎年、長く楽しめる。なんとなく「お豆さん」とさん付けにしてしまう人の気持ちがわかります(^^
by nicecuppatea | 2009-07-22 22:43 | 畑の野菜・くだもの&いきもの
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