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突き破るキャベツ

「台所でたくさん使う野菜の自給」ということで先日「玉ねぎ」をたくさん植えたことを挙げましたが、「キャベツ」もそんな野菜のひとつ。生命力にあふれるアブラナ科の植物ですから、簡単に収穫できそうな気がしますがこれがなかなか・・・。

白菜やキャベツなどの結球野菜は、私のような素人には何かと「植えるタイミング」が難しいのです。秋口に植えて、モンシロチョウのいぬ間に冬の霜に当たって甘く育つのが一番育てやすいパターン。初冬に植えた苗が小さければ、春になって結球しますが、中途半端に大きい苗が冬越しすると、春先、葉は巻かずに花芽を伸ばしてしまいます。今年のうちのキャベツ畑は、まるで菜の花畑のよう^^ 巻かずに花をつけたキャベツが大半です。

その中でぽつぽつ見られる結球したキャベツも早く食べないと、真ん中からとがってきて、そのうち花芽が厚い葉の層を突き破ってでてきます。
突き破るキャベツ_e0151091_20364498.jpg

何層もあるしまったキャベツの葉を内側からバリバリと押し破って伸びようとする花芽の勢いはすごい。そしてこのアブラナ科の花は畑からひっこ抜いても、切って捨ててもなお、たくましく花は天を向き続け、咲き続けるのです。

この生命力の強さが、春の象徴。こんな野菜をおいしく頂いて、勢いを体に取り入れて、体が影響されないわけがないよなー。。。
by nicecuppatea | 2009-04-21 20:37 | 畑の野菜・くだもの&いきもの
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